2012/08/28

養沢に親子サイクリング

小学校の夏休みも残り数日となった週末、いよいよ養沢にサイクリングに出発しました。
私自身の単独での予行演習通り、多摩サイクリングロードを登り福生方面へ。
睦橋通りを五日市方面へと向かいます。
福生までのサイクリングロードまでは、初めての遠出を楽しんでいた長男も、睦橋通りに差し掛かり勾配が増してきたこともあってか、ダウン気味です。
滝山街道と交差するあたりでしたか、木陰でしばらく休憩。



















それでもなんとか武蔵五日市駅まで到達。
昼食は途中のコンビニで済ませました。



















今日は養沢へは向かわず、予め予約しておいた「秋川荘」に宿泊です。
いつもは到着するなり川遊びしていた長男も、今回はさすがに「出たくない」そうです。



















夕飯を終えた後、歩いて桧原街道沿いの市街に出ました。
今日(8月25日)は「五日市ヨルイチ」という催しが。
































翌日の朝食の後、秋川荘を出発。
養沢に向かいます。



















今回は予行練習の反省を踏まえて、食料等をキッチリ調達してから沢を登ります。
秋川荘から養沢のキャンプ場「麦の郷」までは7km程ではありますが、かなりヒルクライムをしなければならないという事もあり、2日間の行程へと分けたのです。

夕飯はパスタ(ソースはレトルト)です。
またまたイワタニのジュニアバーナーが活躍します。

















予想外だったのは、夜中かなり冷え込んだ事。
8月上旬の予行練習の際は半袖短パンで問題なかったのですが、今回は長袖でも寒い。
ありったけの衣類やタオルを掛けて寝なければならないことに。
やはりダウンのシュラフは必要だったと後悔しました。

最終日キャンプ場を後にし、養沢を下りながら、ところどころで竿を出してみました。
結局坊主でしたが。

















帰路は昨日と一昨日の道を1日で走ります。
武蔵五日市駅まで約7km、それに自宅まで45km。
下りとはいえ長距離です。
何度も給水のための休憩をとったり、マクドナルドに寄ったりと。

こうして長男の「初めてのキャンプサイクリング」は無事に完走。
自分の力で100km以上の距離を走れるという体験は、何かしらの自信になってくれるのでは?

2012/08/13

ドイタートレイル(Deuter Trail)フロントバッグ導入

ナチュラムから幾つかの装備を新規に導入しました。
今日はその試験走行として近所の千川上水沿いに来ています。



















まずDeuter Trail フロントバッグです。



















リクセンカウルのクリックフィックス(Rixen Kaul - KLICKfix)でワンタッチ装着できるフロントバッグです。
wiggleで購入したパニエバッグ「Deuter Rack Pack Uni」とお揃いの色ですし、前回のソロキャンプではやはりフロントバッグの必要性を実感してしまいましたので。
取付位置の関係上、いままで使っていたダイソーの懐中電灯が使えなくなります。
フロントマッドガードには干渉しなかったのですが。

私としては、このフロントバッグには財布やカメラ、そして沢沿いを走っている場合はリール等の釣り用品を入れておきたい。
つまり、すぐに出し入れしたい物です。
前回、財布等はウェストバッグに入れるとしても、一眼レフのカメラはちょっと大きすぎてパニエバッグに入れてしまいましたが、やはり出し入れが面倒です。
それにウェストバッグは下半身から上半身への空気の移動を阻害するので不快です。
結局私の場合、ウェストバッグはキャリアの上に括り付けてしまいました。
G-SHOCKの腕時計すら腕から取り外したくなくなって、ハンドルバーに取り付けたくらいです。
ですから、リュックやデイパックなどは考えられない。
走行中は、できるだけ体に装着していない方が快適です。

そしてEsgeのセンタースタンドです。



















今までサイドスタンドを使っていましたが、パニエバッグを装着するとバランスが難しい。
今日はパニエバッグが無いので実証できませんが、積載量が多いときには真価を発揮するはずです。

何事も改善です。

そして長男のアグレッサー2.0にはキャットアイのサイクルコンピューターとGIZAのコンパスベル

















こんな物でも、走る事が楽しくなれば良いと思って。

2012/08/12

キャンプツーリングの予行練習 その2

キャンプ場麦の郷で一夜を過ごし、朝7:00頃起床しました。
途中何度か起きてしまったのですが、明るくなってから動こうと。
朝食は、昨日セブンイレブンで購入しておいたインスタント味噌汁。
夏の熱中症対策には味噌汁が一番!と思っています。

















部屋を片付け、ゴミを分別し、ご主人に挨拶してから出発です。
装備を再び我がHARDROCKに載せます。

















麦の郷を後にしました。

















せっかく秋川の入漁券(年券)も持っているのですから、少し釣りをしたいなと思ったのです。

キャンプ場麦の郷のあるところは、養沢毛鉤専用釣場の中(川の管理区画)にあります。
ちょっと川を覗くと、います。

















もちろん、ここは年券を持っていようと、別途料金が必要な管理区画。
養沢をさらに下って行きますと、秋川国際マス釣場の区画になります。
そのすぐ下の堰堤に来ました。
























大場所です。
自転車を停めて、竿を出しました。
竿はテントの下、図面ケースに入っています。
荷物を降ろさなくても竿を出せるのは便利。
ここが定位置になりそうです。

















別の場所(いずれも大場所)でも何度かフライを投げ込みましたが、結局不発に終わりました。
それこそニンフ、ドライ、フローティングニンフ、ウェットと何でも試したのですが。
ガバッと来たかと思うと、そのまま戻ってる!
今まで何度も経験した状況ですので怯みません。

釣りは諦め、昼食です。
昨晩買出しに来た戸倉のセブンイレブンでおにぎり他を購入。
これまでにも何度も来たことのある河原に行きました。
























なぜ此処に良く来たかというと、公衆トイレがあって水場が確保できるということと、川が大きく蛇行するポイントで大きなプール状になっている事。
大昔にここでヒゲナガカワトビゲラのスーパーハッチに遭遇し、薄暗い中で大きなカディスのドライフライを投げまくりレインボーを釣った覚えがあります。
今日は鮎釣の老人が一人入っていましたが、他は川遊びの子供達。

















ここでは竿は出さず、帰路に着きました。
武蔵五日市の駅でペットボトル等を仕入れ、水分の確保をします。

















また福生の睦橋に帰ってきました。
今日は五日市街道でショートカットせず、昨日来た道、多摩川サイクリングロードを戻ります。











途中多磨霊園沿いの東八道路の登りで脚が攣りました。
以降はかなり流して三鷹台、そして西荻窪へ。
一泊で往復90km(買出しに行ったので+10km)、なかなか良い運動になりました。

2012/08/11

キャンプツーリングの予行練習

もって行く装備は決定しました。
装備をパニエバッグに入れて走ると、どんなもんだろう?
気になります。
今回、初めて使用するパニエバッグは「Deuter Rack Pack Uni」です。
wiggleで入手しました。
リアキャリアの上にはEureka(ヨーレイカ)のテント、ライジングサンを積載。
前回の視察とは大幅に異なる荷物の量です。

家族が剣道の合宿に行っている為、今夜は独身です。
それならばと思い、独りで予行練習することに決定。
多少天気が気になりますが、なんとかなりそうです。
先日走ったコースと同じく、野川公園脇、人見街道を南下して多摩川サイクリングロードに向かいます。
野川近くのセブンイレブンで水分補給です。
前回と大きく異なるのはこの荷物。
予行練習ですから、独りなのに2人分の装備を入れています。


















前回は福生南公園まで来て、帰路に着きました。
ですが今回は公園を出て、睦橋を渡ります。
五日市方面を見ると雲行きが良くありません。
降らない事を祈りつつ進みます。
滝山街道を超える辺りの急な登りで、チェーンが外れました。
フロントインナー、リアロー、つまり最も軽くした時だったと思います。
ローギアとスポークの間に落ちています。
調整したばかりなのですが、リアディレイラーのローギア位置が内側にズレてしまったようです。
プラスドライバーを持って来て良かった。
しかし此処で降り出してきました。
止む気配もなく、バス停で雨宿りしました。
























ちょっと先にセブンイレブンが見えます。
ここは燃料補給でしょう。
エタノールは当然不足ですが、それ以上に糖分が足りていないのが自分でも判ります。
アイスとチョコで補給します。



















降り続く雨、とにかくパニエバッグ内の装備や着替え、カメラ等は濡らしたくないのです。
ケチらずレインカバーを買っておくべきでした。
しかし此処で名案が。
再び店内に入ってあきる野市用のゴミ袋とセロテープを購入。
レインカバー自作です。
























降り続いてはいますが、これで突っ走れます。
武蔵五日市駅を過ぎ、登りがキツくなってきます。
カメラやiphoneを出せる状況ではないので、写真はありません。
歩く位のスピードで養沢を登り、キャンプ場麦の郷に到着。
























テントサイトが既に濡れてしまっていますが、ご主人のご好意でバンカローに特別料金で泊まらせて頂くことに。



















更に二輪車(エンジン付含む)のお客さんはシャワーが無料!助かる~。
しかし残念な事には、この麦の郷、売店がありません。
少し上に売店があったような記憶があったので尋ねると、ほとんどの店がなくなったそうです。
途中で買出ししてから来れば良かったのですが、びしょ濡れですし、必死に登っていたので忘れてました。
ロッジ脇に自転車を停め、部屋に。



















綺麗になっています。
昔ここは立岩ロッジと言って、おばあちゃんが切盛りしていました。
私が度々訪れたのはこの頃です。
亡くなられたそうで、現在のご主人は、ここを借りて引き継いでいるようです。
食料がチョコの残りだけなんて寂し過ぎますし、ビールが飲みたい!
装備をロッジに降ろし、濡れたまま養沢を下ることにしました。
遅い時間になってしまった事もあるのでしょうが、全く店がありません。
途中、洗剤やサラダ油を置いている雑貨屋のみ。
檜原街道まででてしまい、五日市方面へ。
結局、ここも昔よく来た所なのですが戸倉のセブンイレブンまで降りて来てしまいました。
片道5km、軽くなった車体とはいえ、またヒルクライムで汗を流しキャンプ場麦の郷に。
既に真っ暗です。
バイクで走っていた頃を思います。
ヒィヒィハァハァの後、シャワーを借りました。
最高です。
そして清らかになって今、テーブルの上にビールを。



















ガスストーブもせっかく持って来たのですから、カップヌードル用に使います。

















ビールの後にはこれも用意してますよ、秋川の喜正と青梅の澤乃井です。

















雨も上がり、外で子供達が花火をしているようです。
窓を開けていると養沢の流れる音が聞こえてきます。
私の腿の裏側も嬉しいのか、先ほどからずっとピクピクしています。
まだ新しい天井の梁を見上げながら寝ました。



















その2)に続く。

2012/08/10

イワタニのジュニアバーナー

ナチュラムからイワタニのジュニアバーナー(CB-JRB-2)を買いました。

















これまでは2台のSIGGのガソリンバーナーでやってきましたが、より気軽に湯を沸かしたり、調理ができるようにする為です。
CB缶使用のバーナーは他にもSOTOのST-310ST-301、snowpeakのGS-340Aもありますが、イワタニのCB-JRB-2は小さくて軽く、五徳が大きめ、さらに風防がある事が決め手です。
ガス缶分離型は逆に缶の設置位置を余計に気にしてしまうため。

今回、OD缶のバーナーは全く眼中にありませんでした。
私の場合、冬季にキャンプする事はほぼありませんし、氷点下になるような高山にも行きません。
ですからプロパンを使用する可能性は、ほぼゼロです。
そこまでの条件でないにせよ、それに近い状況で使わなければならない場合はイワタニのパワーゴールドや、snowpeakのギガパワーガスCBイソ等のイソブタンが入ったカセットを使えば殆ど問題ないはず。
CB缶ならばコンビニやスーパーはもちろん、100均でさえ売っていますので「あっ、忘れた!」という場合でも何とかなります(実際に何度もやりました)。
問題なのは「アウトドアっぽくない」という事でしょうか。

実はこれまでもランタンは、やはりイワタニのCB缶専用品、ジュニアランタン(CB-JRL-2)を使っていたのです。

















ホヤは元々はクリアガラスでしたが、PRIMUSのIP-2245用(だったと思う)のフロストガラスに替えています。
テーブルの上に置いて燈すには最高だと思います。
まず倒れる事は無いくらい安定していますから。
弱点は、この形状ですから吊下げての使用ができないという事。

両者の収納時の形状です。
なかなかコンパクトになってくれます。

















自転車でのツーリングにはこの2つに決めました。
ソロならばランタンは持っていかないでしょうけれど、キャンプらしい事もしたいではないですか。
























色々装備を考えています。
例えばコッヘル。
私の持っているのはこの2つだけ。
































並べてみると、それほど大きさに違いないような気がします。
右はSIGGのガソリンバーナーを持っていく時に良く使っていたPRIMUSのステンレス製。
中にSIGGのバーナーを入れてしまいます。

















対して左のエバニュー製チロルコッヘルはものすごく古いものです。
通常のアルマイトではなく硬質アルマイトなので非常に丈夫です。
アルミ製ですから当然軽量ですし、私の場合、アルミフライパンを蓋の上に被せ、底の下には落とし蓋を改造したまな板をくくりつけています。
さらに中には蒸し器まで。

















ちょっと大きめですが、ツーリング用にはこちらを使う事にしました。
蒸し器は外して、代わりに中にはジュニアバーナーを入れられます。

















調理器具やランタンなどのテントで使う道具を考えたら、この辺に落ち着きました。
少々オーバースペックだとは思いますけれども。

















これをパニエバッグに入れていくのですが、他にも着替えやら釣りの道具やらカメラやらが。
入るのでしょうか?

2012/08/09

夏の宮崎

宮崎県には度々行きます。
恐らく東京都以外では最多でしょう。
8月上旬という夏休みのシーズン真っ只中、行ってきました。
ですが、今回も仕事です。
これだけ頻繁に行っているにも関わらず、プライベートで行った事が一度もない。

それはともかく、今回は二つの打合せをする為に二泊の出張です。
打合せの後、夜はいつもの「CORNER」にて。
珍しく気分的にモヒートなどを。



















宮崎市街から空港までは非常にに近くて、西荻窪から羽田までの距離と比較すると羨ましい。
いつもは宮交のバスで市街と空港を行き来していますが、今回は列車で。
最近は787系が使われているようです。
一度乗ってみたかった車両に乗ることができました。



















次男坊が小さい頃電車が好きでいろいろ覚えたのですが、さすがに最近は忘れてしまいました。
当の本人はその頃(二歳頃)あらゆる電車の名前を覚えていたにも関わらず、現在(小二)では完璧に全て忘れています。

シーズンという事もあり、さすがに交通費が高い。
少しでも節約しようという事で、今回初めて「ソラシドエア」に。
もうすぐ羽田に着こうという時の窓からの眺め。
手前に大島、遠くの雲から富士山が頭を出していました。

2012/08/05

MTBのハブのメンテナンス

私のMTB、HRADROCK。
先日のカセットスプロケット交換の際に、ハブの回転具合が良くないことは判りました。
そのまま走ってはいましたが、やるときはやった方が良い。
ハブの内部をメンテナンスすることにしました。

一応新しいベアリングも用意しています。

















DURA-ACE(もしくはXTR)用のステンレスベアリングです。
今のハブには高級過ぎないか?高級すぎますね。
とにかく開けてみてから使うかどうか判断します。

用意した工具、その他です。

















ベアリングの仕様に比べるとケチっているのがミエミエですね。
パーツクリーナーは自転車愛好家の皆さんが良く使っているWAKO'Sではなく、ホームセンターで売っているAZのの商品です。
メチャクチャ安いですから、仕方ありません。
パーツクリーナーなんて古いグリスやオイルを溶かして落としたら、後は大気中に蒸発してしまう有機溶剤ですので。

更にその下の工具類、100均で良く見かけます。
その通りです。
ハブスパナ購入をケチりました。
私の使うべきハブスパナは前輪が13mm、後輪は15mmです。
玉押しに刻まれている並行溝の幅ですね。
この平行溝に通常のスパナが適合しないのが問題なのです。
まず、スパナが薄いものでないと溝にはまりません。
そして15mmというスパナは、殆ど売っていない(14mmの次は17mm)のです。

ゴム製のダストキャップをマイナスドライバー等の工具で外します。

















六角のロックナットの下に玉押しが見えますが、平行溝が掘られているのがわかります。
この平行溝に差し込む事のできる薄さと、適合したサイズが要です。
最外部のロックナットは17mmですし、溝ではなく単なるナットですから、通常のスパナやモンキースパナでも問題ありません。

この100均の自転車用工具、一方には15mmのスパナがあり、もう一方には逆に15mmはなくて13mmがあります。
つまり2種類お買い上げしなければならないのですけれど、お買い上げです。

とにかく回せれば良いのです。
フロントハブは17mmのスパナと13mmの100均薄レンチで回しました。

















要はダブルナットで固定してあるだけですから、こんなものでも普通は外れるはず。
固く固定してある場合は、この工具では手が痛くなるでしょう。

外れました。
10年経過のグリスも残っているし、想像したより良い状況です。

















ハブ軸と玉押しを抜きました。

















ベアリングは、フロントハブが3/16球を22個、リアが1/4球を18個使っていました。
ベアリングにパーツクリーナーを吹きかけ、ウェスで汚いグリスを落とします。
もうちょっと行けるのではないでしょうか。

















ハブボディ側も綺麗にします。
こちらも行けそう?

















ハブ軸側の玉押しはそれほど良い状況ではないようですが、まだ行けそう?

















と言うより、この状況のハブにDURA-ACEのSUSベアリング玉を使うのが惜しくなったのが正直なところ。
もっと良いハブに替えた時に使おうという、ケチな考えに走ったのです。

元のベアリングをグリスと共にハブボディに戻します。
「あれっ?足りない!」と思った時は、だいたいハブボディ内にペタッとくっついています。

















左右のベアリングの数を確認しながら、ハブ軸を挿入し反対側の玉押しをねじ込んで行きます。
最初にロックナットを外した時と同様に、今度は逆に固定します。
この時の玉押しの「当たり加減」が難しい。
「ガタ」が無いように、一方でスムーズに回転するように。
実際、前輪も後輪も何回かやり直しました。

ハブ軸内にも綿棒でグリスを塗り、この間wiggleで購入したTOKENのクイックシャフトを挿入します。
























思い込みもあるとは思いますが、ギア1枚分くらい軽くなったと思います。
写真で紹介していませんが、リアの方はグリスもかなり切れておりましたので、メンテの効果はもっとあったはずです。