2015/03/21

京橋の居酒屋まるしん(丸進)

週末は久々に大阪でした。
天神橋筋の天満酒蔵、京橋の岡室酒店直売所やら呑み屋を廻ったのですが、最後がこの京橋のまるしんさんだったでしょうか。




















しかし大阪は皆さん昼間から飲んでいますね。
羨ましい限りです。

お店の裏は墓地になっています。
猫達の安住の場所のようです。




















しかも良い肴を食べているみたいです。
今日は鮪のブツが山盛りですか?




















ここの猫達はのんびり優雅に暮らしているようです。
私も帰りの新幹線ではのんびり寝るだけなのですが。

2015/03/18

食料自給率

プランターに植え替えたカブが膨らんできています。




















おそらく糠床に漬けることになるでしょう。
あまり大きくならなかったとしても、葉の部分も漬けられますし、味噌汁の具でも可。
いろいろ使えます。
私の作物は自給するための食料ではなく、楽しむための食べ物です。
成長の早さも気にしませんし、収量も同様です(豊作ならそれは嬉しいですが)。

久しぶりにニュースから。
私は新聞を購読していませんのでネット上からの抜粋です。

農林水産省は17日に原案をまとめた「食料・農業・農村基本計画」で食料自給率目標(カロリーベース)を 50%から45%に下げる一方、日本の食料生産力を示す新たな指標を示した。 
もし食料の輸入が止まっても、国内農業をイモ中心に切り替えれば必要なカロリーを確保できるという。 
基本計画は、今後10年の農業政策の方針を示すもので、 今月中の閣議決定を目指す。これまではカロリーベースの食料自給率を重要視してきたが、生産力や、「売れる」農産物をどれだけ作っているかを重要視する政策に転換する。 
新たな指標は、いざという時に国産でどれだけの食料を供給できるかを示す「食料自給力」だ。戦争などで輸入が止まった場合に、国内で国民1人に対して1日にどれだけのカロリーを提供できるかを示す。 
体重を保つために人が1日あたり必要なカロリーを2147キロカロリーとし、どんな作付けでどの程度のカロリーを供給できるか、4パターンの試算(2013年度)を示した。 (以降記事は続く)

2015年3月18日 朝日新聞デジタルより

頻繁に取り沙汰される「食料自給率」の問題です。
記事全文は読んでいませんが(登録会員ではないので)、「生産力や、「売れる」農産物をどれだけ作っているかを重要視する政策に転換する。」とあり、これは判ります。
にもかかわらず、その下には「新たな指標は・・・戦争などで輸入が止まった場合に・・・」とな。
これはどういう事でしょう?

ざっと見ると、カロリー(供給熱量)ベースの目標値は下げ(これは上記記事と一致)、一方で生産額ベースの目標値は70%から73%に上げる、また飼料自給率の目標も38%から40%に上げるというもののようです。
目標値を見る限り、朝日の言う「有事」を想定した目標変更ではない気がします。
仮にそうだとしたら、カロリーベースの目標を下げるのは逆でしょうから。
ましてや「戦争などで・・・」などという記述や「イモ中心に切り替える」などという記述もありませんから、これは朝日新聞側の独自解釈ですね。
「戦争」「イモ」、朝日はこの記事に絡めて読者にイメージさせたい別の何かがあるのでしょう。
考えている事は十分わかりますけど、こんな記事にまで絡めない方が良いと思います。
職業病だと思うので仕方ないとは思いますが。

さらに一日前のもうひとつ別の記事

現代人の食生活では、メタボリックシンドロームなど肥満が問題視されることが多いが、 
実は日本人の平均的なエネルギー摂取量は以前に比べ減っている。特に若い女性で顕著な傾向で、 
専門家から「他の国では見られない現象だ」と懸念の声が上がるほどだ。 
「飽食の国」といわれる日本で、若い世代の女性の食にいま何が起こっているのか。その背景を考える。 (以降記事は続く)

2015年3月17日 毎日新聞より

毎日新聞の独自考察した「その背景」は関係ないので割愛しますが、日本人のカロリー摂取量は確かに減少傾向にあるかもしれませんね。
しかし食に対する対価は、どちらかというと増加傾向にあるのではないでしょうか。

農地や第一次産業従事者は年々に減少しているにも関わらず、日本の食品生産額(生産額ベースの自給率ではない)は、さほど下がってはいないようです。
農業でいうと米以外の作物では横ばい、もしくは微増傾向にあるといえます。
水産業でも遠洋以外では同様に微増しているようです。
米は減反政策、遠洋漁業は輸入に替わるという構造の変化がありますから、ある意味当然の結果とも言えます。
生産者数が減少しているにも関わらず、生産額が横ばいという事は生産性が向上しているとも考えられます。

そもそも、この「食料自給率(特に近年重視されていたカロリーベース)」の算出方法に無理があるのです。
例えば食肉の場合「畜産物については、国産であっても輸入した飼料を使って生産された分は、国産には算入していない」と農水省の資料に記述があります。
よって○○牛やら○○豚などの穀物(ほぼ輸入)を飼料としたブランド肉等は算入されないのです。
この算出方法において食料自給率を上げるという目標を掲げるということは「達成しない目標」をあえて掲げているに等しいこと。
畜産業を営む方々が、わざわざ高額な国産のトウモロコシを買ってまで農水省の掲げる食料自給率を上げるという目標に賛同するわけがありません。

先の農水省の資料では「我が国の食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低の水準となっています」として他国との比較棒グラフがあります。
さも大問題だというような書かれ方なのですが、何か問題があるでしょうか?
しかも他国の自給率データが農水省と同一の上記のような算出方法なのかどうかも怪しいところ。

日本は資源に恵まれていないというのは事実です。
しかし日本の工業分野において、輸入した金属材料から製造した自動車や電気製品、そして輸入した原油による繊維や樹脂製品、もちろんそれらを製造する機械でさえもこれら輸入材料で賄われているのはあたりまえ。
これらの製品を「原料が輸入だから」と自給品か否かを論議する事はしませんね。
これは第一次産業においても同様で、大規模農業を実践しにくい国土である日本で農業を営む方が、トウモロコシではなく野菜や果実などのカロリーは少なくとも高額商品にシフトするのは当然です。
「日本産の米」や「和牛」に代表されるように高付加価値の商品を作れば良いと思うのです。
ただしその結果、カロリーベースの食料自給率は下がる一方でしょう。

日本だけでなく、多くの先進国は付加価値を売らなくてはならない構造であるのは当然のはず。
なのに農水省がこのような捻じ曲げた指標を元にする「食料自給率」を掲げ、農林水産業への危機感を提起するのは何故なのでしょうか。

私は農水省と、それにぶら下がっている団体の利権だと思っています。
農業や畜産、水産業に従事する人達が、ビジネス的に自立して行くのがよほど困るらしい。
関税やら生産調整やら「俺らが守ってやっているんだ」という事かな。
もし米農家さんが778%という関税で守られているのではなく、米の品質が自分達を守るんだと気付いてしまったら困りますもんね。
一種の愚民化政策とも言えましょう。

90年代初頭の米が不作のとき、タイ米が抱き合わせで販売された時がありました。
日本米を買うには必ずタイ米を買わなければいけないのです。
多くの方がそのタイ米を「要らない」といって店に置いていったのでしょう。
置いていかれたタイ米が鳥の餌より安く売られていたものです。
丁度その頃の私は無職だったこともあり、この激安(ただ同然)のタイ米に助けられたものです。
はたして日本の米を守っているのは関税でしょうか?

農水省にしてもメディアにしても、ある事象に対してわざわざ面倒なフィルターをかけて自分の主張に利用するので本当にややこしい。
第一次産業の方々、くだらない食料自給率などに構わず頑張ってください。
もちろん「補助金ないなら好きで国産大豆なんか作るか」という意見もありましょうが。
ところで農水省はバター不足の原因も誤魔化さずに白状した方が良いですよ。

2015/03/15

CRF250Lを少し改造

一年点検も兼ねて、CRF250Lのパーツを少し変えました。

今回は要の部分に徹しています。
まずエキパイ(エキゾーストパイプ)
SP忠男のパワーボックスです。




















黒のスチール製だった標準品から、ステンレス磨きとなり品質もアップ。
パイプの径も標準と異なるようですが、肝はこのパワーボックスというチャンバーらしい。




















ヒートガードの上の隙間に上手く入っているので、これ見よがし感もなく良い感じです。

CRF250Lに乗り感じたのは、流して(低回転域を使ってクルーズ走行)いる際のノッキングしやすさでした。
XRに比べタンク容量が少ない事もあり、なるべくガソリンを消費しないようにという意識が働くのでしょう。
早めにギアを上にしてしまうのですが、ノッキングしそうなのでやはり一段下げます。
しかしそれだとエンジンを回し過ぎているイメージ。
非力なエンジンなので仕方無いのですが、もうすこし昔のCRMやXR的に楽な走りは出来ないものかと。
まだ試せていませんが、このエキパイにはその辺りの改善を期待しています。

もう一つはチェーン、大同工業(DID)の520VX2です。




















RKやEKでも良いのですが、やはり要の部品は信頼性のあるものを。
リムのアルマイトに合わせてゴールド色にしました。

そしてタイヤは井上ゴム工業(IRC)のGP-110です。
約9000km走行した標準タイヤも同社のGP-21/22でしたが、今回は舗装路での快適性に絞って選択しました。


























パターンからの印象では、コーナーリングで寝かせた時のグリップが良さそうです。
中央のブロックパターンの隙間が少ないので、ガレ場や腐葉土(沢沿いの林道など)でのグリップ力は落ちるかもしれませんね。
その一方、舗装路でのグリップ力やロードノイズと振動の削減には期待できそうです。

2015/03/14

梅の花

今年も我が家の桜が満開です。


















ソメイヨシノよりちょっと前の季節に咲くこの桜は、以前も紹介した通りサクランボを付けてくれる木です。
しかも勝手に自家受粉してくれているようです。

それとは別に梅の花も咲きました。
こちらは「小梅」、最近急遽入手しました。


















それから「南高」、言わずと知れた梅干用の梅ですね。


















この2本のほかに「白加賀」と「花香美」という種類の梅も。
こちらの2本は一年生苗で、今年の花は無理そうです。

もともとは「南高」か「白加賀」を育てたいと思っていました。
もちろん梅干用の梅を収穫するために。
しかしこれらのタイプは自家受粉ができない、つまり別の梅の花粉が必要なタイプなのです。

一方「小梅」と「花香美」はこれと異なり自家受粉できるタイプです。
つまり、花香美が咲いてくれれば、南高や白加賀の受粉樹になってくれるはずでした。
しかし今年は無理、ということで受粉樹として小梅を入手せざるを得なくなったという訳です。

花香美はこの中で唯一の八重で薄紅色の花を咲かせます。
受粉樹としての機能もそうですが、綺麗な姿の花も来年に期待しましょう。

2015/03/08

山うど

ちょっと前に買っておいた山うどが冷蔵庫の中に放り放しでした。
もう危ない状態のはず。
春らしいものを食べたくて買うのは良いのですが、調理するタイミングが難しい。

少し萎びた感じではありますが、まだ大丈夫です。
一挙に使い切らないと。
皮はいつものようにキンピラにしました。




















子供でも食べやすいように砂糖(ザラメ)を加えて甘めにしたのですが人気ないようです。

皮は使いましたが、こちらの芽や茎(の中身)はどうしましょう。




















とりあえず酢水に漬けて灰汁は抜いてあります。
そうだ、糠床に漬けてしまえば良いのです。

漬けてあったミョウガは取り出して今夜のおかずに。
ミョウガは結構いけると思います。
二日くらい漬けた方が良い気がします。




















ある程度は糠床に漬けましたが少し残りました(いや残しました)。




















うどの糠漬け、おそらく残されるはず(いや、絶対に残る)。
沢山漬ける必要はありません。
別の手段も残したいではありませんか。

酢味噌でも良いかなとは思いましたが、簡単に味噌汁の具にしました。
千切りにして出汁に放り込みます。




















灰汁抜きしてあるし、大根よりシャリッとして良いのでは?
やはり春は楽しい季節です。

2015/03/01

独楽蔵(こまぐら)特別純米しぼりたて生原酒

今日は新宿伊勢丹でお酒を買ってきました。
福岡県の㈱杜の蔵、独楽蔵(こまぐら)直汲み特別純米しぼりたて生原酒です。


























澄んだ色です。
因みに少し温度が上がってしまったのか(要冷蔵なのですが)、開栓の際に勝手に栓が飛びました。
生酒ですから熱処理していない、つまり酵母が生きているという事なのですけれども、酒自体に濁りはありません。
しかし濾過されたとしても僅かに酵母が生きており、アルコールと共に炭酸ガスを発生しているという事ですね。


















馴染みの無い酒米「夢一献」とのことですが、爽やかな印象のお酒ですね。
実際は飲んでいる間に色々な味が廻ってくる感じなのですが、後味の印象でしょうか。
基本的には辛口に分類される酒ではありますが、味がありますね。
旨みというよりは甘み(一般的な日本酒の甘口とかいうものではなく綺麗な甘み)が感じられる気がします。

別にこのお酒のために用意した訳ではないのですが、スーパーでふきのとうを買ったので蕗味噌を作って肴にしました。


















たまたまとは言え、蕗の苦味と酒の甘みが良いのではないでしょうか。
他の肴はありませんので、蕗のみのインプレッションで申し訳ありません。

今日は良い組み合わせだったような気がします。


















後で瓶を見て気付いたのですが、ラベルはこっちですか?