2015/11/28

クッション

9月から我が家の家族になった柴犬のもみじ、そして10月に再び我が家に帰ってきたマイオール
正直ブログを書いてる暇が無い理由は、年末に向けての仕事が最終段階で忙しいという事もありますが、この二人が家族になったという事が最大の理由でしょう。

これから寒くなりますので、彼らの寒さ対策を考えました。
しかし以前も書きました様に、もみじはともかくとしてマイオ君の破壊力は凄まじい。
せっかく買ってあげた温かそうなクッションを何度破壊したことか。
そこで破壊されてもこちらが凹まない、さらに強度と経済性を備えたクッションを考案しました。


















この白に爽やかなブルーのステッチの入ったクッションのカバー、土嚢袋です。
中の詰め物は国産の松材の木毛です。
縫い目が出ないように土嚢袋を裏返しにして木毛を詰め込み、口部分を白のPPテープで塞ぐだけ。


















土嚢袋はかなり引き裂き強度を備えているとは言え、彼らの歯、そしてあえて破壊しようとする意思には、その性能を維持できる期間は僅か。
しかし壊されればまた新しい袋に替えれば良し。
詰め物の木毛が湿ってしまった場合は新しい木毛に替えれば良し。

結構居心地は良いようです。


























因みにこの犬舎も破壊される事を想定し、プラダンで製作しました。
工事現場の養生材として使われる安価なプラダンですが、中空構造であるため保温性もありながら加工も容易。
組み立てはスナップを用いました。
「壊されても構わない」というコンセプトで作ったこのダンボールハウスならぬプラダンハウス。
ところがマイオ君は結構気に入っているようで、全く破壊しません。
本当は木材で作ってあげたかったところなのに、破壊される事を考えて「仮」の犬舎として作ったものなのです。

そのうち桧の犬舎を作ってあげるからね。

2015/11/25

カレッタ汐留のフリホーレス

お手伝いしたお店です。


















フリホーレスは5件目となりますが、先日溜池山王の赤坂店をこちらに移転という形になりますので、現存するお店としては4件目。


















今回はカレッタ汐留(電通ビル)内です。
けれどもフリホーレスのアイコンはそのまま受け継いでいます。

地型の問題もあるとは言え、斜めに構えた大テーブルは赤坂へのオマージュ。


















モルタルに凹ませた豆マークは麻布十番へのオマージュでしょうかね。


















私はいつものように、ビールとチキンブリトーを。




















私にとっても定番の味になっています。

2015/11/24

ピンクフロイドのアルバム

ピンクフロイドのニューアルバム「The Endless River(邦題:永遠)」が昨年発売されました。
実は私は今年になってからこのニュースを知り、当然購入。


















既にリチャード・ライトは他界していますから、残っていた音源を使ったアルバムなのだとは思います。
ウォーターズが主導した「The Wall」は今でも凄いアルバムだと思っています。
しかしウォーターズが去り、ギルモアとライト、メイスンの3人となったピンクフロイドの集大成は「The Division Bell(邦題「対」)」ではないでしょうか。
三人のセッションを元にするものではない本アルバムは、確かに物足りない部分はあるでしょう。


















しかし上記の前作がリリースされた1994年から20年です。
懐かしいピンクフロイドのサウンドとして聞かせていただきました。

そしてもうひとつ、ギルモアがソロアルバム「Rattle That Lock(邦題:飛翔)」を出しましたね。


















前作「On an island」が2006年ですからこれも9年ぶり。
久しぶりに「こんなギルモア」や「あんなギルモア」が聞けるアルバムです。
いや、あえてピンクフロイド色を出さないギルモアとでも言いましょうか。

個人的な意見ですがギルモアの一番の素を感じられるのは、ソロではなく「ピンクフロイド」としての演奏だと思ってしまうのです。
逆に言えば、ピンクフロイドでのギルモアこそギルモアなのでは。
極端な事を言えば、ロジャー・ウォーターズがリーダーであった頃のピンクフロイドでさえ印象に残っているのはギルモアが奏でるピンクフロイドだったのかも。
両方のアルバムを聞き比べていると、この残った音源で作成されたピンクフロイドのアルバムの方に力を感じてしまうのです。

この「The Endless River(邦題:永遠)」はピンクフロイドの最後のアルバムという事になるでしょう。
ウォーターズやバレットが中心を担っていてもピンクフロイドはピンクフロイドでありました。
彼らが脱退してギルモアが率いるようになっても、それはピンクフロイドに違いない。
各々の力が大きなものを残したのではないでしょうか。

2015/11/21

翠玉 特別純米酒エメラルド

燗のために買ってきたお酒です。
秋田の両関(りょうぜき)酒造のつくる翠玉の特別純米です。


























酸度が少し高めのようなので、さっぱりした燗に適しているのではないかとの憶測から選びました。
心が秋田に向いていたというのもありましょう。
最近どこかの店で飲んだ記憶もあります。


























もちろん常温でも頂きましたが、燗はもっと良かった。
もちろん季節という条件もありますけれどね。


















非常に呑みやすいので、本来ならば自分の「毎日のお酒」にしても良いくらい。
しかし逆に言えば、主張してくる個性が無いのも事実。
そう、こういったバランスの良いお酒は、記憶の片隅にはあるのですが、再び買おうと思った際に思い出せない事が。

本来ならば、このささやかな出会いを忘れない為にこのブログで書き留めているはずなのですが、自分のブログを読み返す事もないので、せっかくの出会いの記憶も消えていってしまうのです。
しかし、それも一期一会だと考えるのです。
とりあえず記録だけはしておくものの、その記録に行動が制限されない方が楽しいではありませんか。