2022/06/24

2022年の梅干

 コロナのせいなのか、色々と生活が変わってしまいました。

このブログも放置状態でした。


一応、毎年梅干は作っているのですが、今年はいつもの農家さんに白加賀梅を注文しておくのを忘れていました。

梅干は毎年作らなければならないと言いますし、どうしようかと。


今年はいつもの白加賀ではなく、小梅を少しだけ作ってみようかと。

それも黄色く熟すのを待たず、青梅の状態で。
























そして日の丸弁当の中央に輝くくらいの真っ赤なものを作りたい。
























右上の方にある大きな梅は小梅ではありません。
我が家の梅の木から採った梅です。
同じように赤紫蘇に漬かっていたにも係わらず、赤くなっていない4個。
これは花香実という種類の梅で、八重の桃色の花で自家受粉可能な品種です。
一つだけある大きめで赤く染まっているのは白加賀で、私が毎年農家さんから購入している梅と同じもの。
しかし我が家の木では、なかなか実がならない。
この白加賀は自家受粉できないので他の種類の梅(小梅や花香実など)の木がないと結実しません。
しかしまぁ、これほど染まり方が違うのかという事に驚きました。
残った梅酢は赤ワインのように真っ赤なのに。


















ようやく雨続きの天気も終わり、数日晴れるとともに気温も上がりそう。
今日から干すことにしました。


















真っ赤な小梅、さくらんぼのように綺麗です(我ながら、ですが)。
一緒に漬けていた赤紫蘇も干します。


















塩分濃度が高いので、乾燥させるのが結構大変なのです。
塩が湿度を勝手に吸いますから。

今年の梅はこれで終わりと思っていたのですが、やはり毎年の白加賀を漬けておいた方が良いのではなかろうかと。
いつもは群馬の農家さんから仕入れていましたが、もっと北の方なら残っているのではと。
ネットで調べると、宮城の農家さんがまだ白加賀を販売していました。
とりあえず10kg購入、やはり白加賀は漬けておきたい。
きっと継続は力になるはずです。