2012/12/01

ARCのワイングラス

最近ワインを飲む機会が増えたのでワイングラスを買いました。
戴き物のワイングラスはあるのですが、いずれも高価なガラス工芸技法を取り入れたグラスです。
普段用のシンプルで割っても惜しくない業務用的なグラスが欲しいと思ったのです。
もちろんRIEDELのグラスも考えましたが、できればもっと安くて全く飾り気の無いものは無いかと。
それも2脚だけで良いのです。

手っ取り早く、東急ハンズで探しました。
2脚セットで1260円、口部の部分強化、フランス製、飾り気無し、良い感じです。
もちろんプレスガラスのパーティングラインも有りません。
たまたま入ったワインバーなどで、パーティングラインの入ったグラスだったりすると、がっかりしてしまうのです。
























裏を見ると刻印が、ARCとあります。

















フランスの大手食器メーカーARC社のグラスのようです。
とすると「カベルネチューリップタイプ250」でしょうか(あまり気にせず買ってしまいました)。
とりあえず、このグラスは気に入りました。

ところで、ARC社の食器は結構思い入れがあります。
始まりは此処から。

















「ARCOPAL」のミルクガラス(強化)製の皿です。
ある程度の年齢の方はご存知だと思いますが、この皿ヤ〇ザキパンの景品です。
30年は経っていると思います。
私が20年以上前に一人暮らしを始める際、実家から持ち出した皿の一枚です。
とにかく丈夫ですし洗い易いので非常に重宝した皿なのです。
その後同シリーズのコーヒーカップやらソルト&ペッパーやら雑貨屋で探して買いました。
丈夫とはいえ割れますから(割れると強化ガラスとは異なり、鋭利な破片となります)、残っているのはこの皿2枚、少し深い皿2枚、ボール1枚、ソルト入くらいでしょうか。
それに、この「ARCOPAL」シリーズ、現在は無くなってしまったようですね。
何時でも、何処にでもありそうな物(ついでに安い)だったのですが、無くなってしまったと知ると悲しい限りです。
マスプロの極みみたいなプロダクトではあるのですが、好きな皿でした。

さて、今回のワイングラスも同社自慢のマスプロラインでの生産でしょう。
でも良いグラスだと思っています(630円/1脚ですが)。

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