2020/12/18

来年の仕事に備えて

 今年も残すところ2週間を過ぎました。

まだ仕事は残ってはいるのですが、来年に向けての準備も進めています。

この年末にベクターワークス2020を購入しました。

約30諭吉の高額なソフトなのですが、私の最も使用頻度の高いソフトだということも確かです。

これまで使っていたベクターワークス2015はまだまだ使えるのです。

しかしV2020はV2015にバージョンダウン書き出しが可能な最後のバージョン。

来年の1月に発売予定のV2021ではV2015に書き出しができなくなってしまいます。


















現在メインで使用しているマシンLenovoのW541はWindows7。
このV2020では一応「非対応」になっていますね。

来年からはマシンも変えようと思っていまして、既に用意してます。
DELLのPrecision7710のモバイルワークステーション(中古です)。
もちろんWindows10Proです。


















これまで使ってきたLenovoのW541の15.6インチに対して17.3インチ画面に。
CPUはCore i7–4810MQ2.8GHzからCore i7–6820HQクアッドコア2.7GHz、3.6GHzターボへ。
グラフィックボードもNVIDIA Quadro K2100M に対してNvidia Quadro M3000Mに。
結構パワーアップしています。
メモリーは購入時点で16GB×2枚の32GBでした。
さらに16GB×2枚をキーボード裏のセカンダリーメモリースロットに増設して64GBに。
W541も8GB×4枚の32GBにはしていたのですが。


















はっきり言って十分なスペックでしょう。

私の仕事環境をお話しすると、実は仕事部屋があるのです。
そしてそこにはデスクトップPCと24インチモニターがあるのですが、殆ど使っていない。
どこでも使えて無停電電源装置も必要の無いノート型のモバイルワークステーションというのは無敵とも思うのです。
来年からは15.6インチから17.3インチ画面になるので目にも優しいかも。

正直言うと、Lenovoのマシンのデザインの方が好きなのです。
これはIBM時代から使っていた事もあるとは思います。
DELLのマシンはサラリーマン時代の時以来ですから20年ぶりくらい。
けれども仕事用マシンですから、基本的には性能ですからね。

来年、良い仕事が出来ますように。

2020/11/28

ウェイファーラーの眼鏡 その3

 またウェイファーラーを買いました。

もちろん眼鏡にする為。

実は前回書いたウェイファーラーの老眼鏡を紛失してしまいました。

マット仕上のフレームが好みでしたし、遠近両用で更にはフォトクロミックのレンズ(高かった)を入れていたのに勿体無い。

今回も「マットハバナ(鼈甲色でマット仕上)」のフレームを購入しました。

ただ、眼鏡フレームとしては売っていなかったので、サングラスを購入(レンズは勿体無いことに捨ててしまうのですが)。

そして今回はシャツの胸ポケットに収まるようにフォールディングウェイファーラーにしてみました。

















ウェイファーラーがボシュロム製だった80年代もフォールディングウェイファーラーはイタリア製でした。
今も同じ製造工場で作っているのかもしれません。

















このサイズになるのが嬉しいですよね。
付属のケースはマグネット仕様のフラップで使用感は良いものの、合皮感が溢れてます。

















サングラスのレンズを老眼鏡のレンズに入替えました。
吉祥寺の西友の中の和真さんにお願いしました。
遠近両用ではなく、近く専用にしています。










本当は傷が付きにくいガラスレンズを希望したのですが、サイズと度の関係でプラスチックレンズになりました。

失くさないようにしなければ。


2020/09/19

BOSS KATANA-AIR

 GO-TOなんて言われてますけど、都民は除外です。
家で出来る事でなんとかせねば。
という訳で、仕方なくこんな物を購入しなければならなかったのです。

















BOSS(Roland)のKATANA-AIRのアンプです。
孤独にギターを奏でる(練習する)道具。

独りでギターで遊ぶのであれば、殆ど余計なものは要らない。
エフェクトも一通り内蔵しているのですから。

















最大の利点は「Air」です。

















シールドケーブルでギターとアンプを繋がなくても無線で繋がってしまう。
ギター側に無線トランスミッターを差すだけ。
無線による遅延(レイテンシー)は皆無と言って良いでしょう。
トランスミッターは震動を感知して電源ON。
つまりギターを手に取ると瞬時に音がなる、これまでエレキギターの世界では考えられなかった「気楽さ」です。

私は下手糞なので音が近所に聞こえないように(上手下手はともかく、そもそも迷惑だということもありますが)ヘッドフォン(イヤフォン)でギターを弾いて(鳴らして)いました。
これを可能にしてくれたのが「Amplug」という小さなデバイスです。
もちろんヘッドフォン使用が前提のデバイスです。

















独りで鳴らすには、今でも最高だと思っています。

一方、KATANA-AIRはヘッドフォン(イヤフォン)から開放されますし、この世界は素晴らしい。
よくぞ作ってくれました。

2020/08/30

茗荷

 我が家の駐車場の脇にある猫の額ほどの植込みには茗荷が生えています。
八月ころからでしょうか、地中から花蕾(からい)が生えて来るのです。














左の方は花が咲いてしまったもの。
内部の花の根元が茶色になってしまっていたりする事はありますが、食べても大丈夫です。
花の色は僅かに黄みがかった白色。
先日のアブラゼミの羽化の色ではないですが、弱々しげな美しさがあります。

茗荷の花(蕾)か生えてくるのは九月中くらいでしょうか。
年中生えてくれると嬉しいのですけれど、自然界では無理なこと。

野菜売場に通年で置いてある茗荷は、当然ハウス栽培です。
しかも現在は水耕(養液)栽培だそうですね。
土壌で育てるのではなく、ヤシガラで培地をつくり養液を流しながら育てるそうです。
昼夜を人工的に一日2回生じさせるなどして生育を促すという方法も摂られているそうです。

茗荷に限らず現在は水耕栽培が様々な作物に応用されており、これを「人工的だ」と感じる事も確かにあります。
しかし水耕栽培の決定的な利点は連作障害が無いことではないでしょうか。
畑での栽培ではある作物を育てると、翌年はその作物に必要な栄養素が少なくなってしまう。
ですから、その畑では別の作物を育てる事になります。
昔は一般的だった「焼畑農業」がその最大の帰結方法だったのでしょう。
時代が進み「施肥」によってそれを克服しようとしていったのでしょうね。

ところで我が国の主要穀物である「稲」、こちらは連作が普通です。
稲という植物が連作に強い面もあるかもしれませんが、大きな要因は「水田」なのではないかと。

根腐れに強いという稲の性質もあり、田んぼに水を張っておけるというのは大きな利点です。
山からの引いてくる川の水にはリンやカリウムを代表とする必要な養分が含まれているでしょうし、それが常時供給されるシステムですから、基本的には土が痩せていく事はない。
水田というシステムが、まさに水耕栽培であるという事です。

私は農業従事者ではないですし、色々と困難なことは実際に取り組んでいる方々の苦労は判りません。
けれども水耕栽培というのは今後の農業の在り方を変えていく可能性がありそうです。
「米を水田で作る」ようになった事によるエポックメイキングな発展が潜んでいるかも。

2020/08/22

山の井60

 近所のクイーンズ伊勢丹で山の井60を買ってきました。



















以前も書いた気がしましたが、このときは70でしたね。





















精米歩合60ということは、純米吟醸を名乗っても良いはずですが、そういった記載は無し。
「感じるままに飲んでください。」という。
一貫してますね。


2020/08/17

蝉の羽化

 夜、窓の外のベランダに面した外壁に虫が居るのを発見。
アブラゼミが羽化しているのでした。






























完全に脱皮しました。
あとは体内に血液が循環して羽を伸ばし、硬化するのみ。

ストロボの使用をやめてカメラの感度を上げました。
ベランダ照明の電球色になっちゃってます。

人によって見方は異なるとは思いますが、私は美しいと思ってしまいます。

暫くするとアブラゼミの色になってしまいます。
ここまで30分位だったでしょうか。

もう少ししたら、何処かへ飛んでいってしまうでしょう。





















我が家には小さな中庭があり、そこにはヒメシャラの木が植えてあります。
今日ここで羽化したアブラゼミは何年か前(最近の研究ではアブラゼミの場合2~4年との事)に幹に残された卵から孵化し、この中庭の地中で今日までヒメシャラの根から樹液を吸って育ってきたはず。
最後の人(蝉)生を謳歌し
て欲しいものです。

2020/08/16

今日も

 今日も善福寺公園で読書しています。

つまり、やるべき仕事が無いという事なのですよね。

暑いことを除けば屋外での、特に緑のある場所での読書は気持ちが良い。
暑いことは事実なのですが、木陰のベンチに座ると風を感じますし、日光を直接受けるのでなければそれほど暑くはないのです。
熱交換器で冷やされた空気の流れではなくとも、単に空気が絶えず動いている事、それにさえ「涼しさ」というのは感じられるものです。

読んでいる時間は本の中に入っている、けれども老眼鏡を外して辺りを見渡すとさっきまでの世界と異なる世界です。
これもまた幸福だなぁ(加山雄三じゃないですけど少々オーバーか)と思うところ。

人工的な公園とは言え、クヌギの大木の根元辺りの僅かに樹液が染み出している個所に次から次へとやってくるオオスズメバチ。
この間までは未熟だったムクドリの雛たちも既に一人(鳥)前になっている。
オナガの雛は一人前のようでいて、まだ大人の一歩手前でしょうか。

仕事が無い、確かに今回の騒動の影響は計り知れません。
実際に「やらなければならない事=義務」が無いのですから。

このブログでも「仕事」というラベル(カテゴリー)でも述べているように、私は人様のお店(特に飲食店)の立上げのお手伝いをしています。
正確に言えば設計とデザイン(これって同意語なのでしょうけれど、日本語でのニュアンスは異なりますね)の領域でのお手伝いです。

人生を50年以上過ごしてきて、そして今公園で読書をしているわが身を客観的に見て思うこと。
今日も仕事(?)してるなぁ。
今だから思えることなのかもしれませんが、今日この時間も何かしらのインプットにはなる(はず)。
若い頃はこの状態を「怠惰」と思っていたと思います。

何かの為に一生懸命インプットに励む事も確かにあります。
学生時代でいうならば参考書を読みまくるみたいな。
どちらが良いとかの話しではありません。
私の仕事というのは「私のアウトプット」に期待する方に対して期待に沿えるアウトプットをする事です。
こんな私の「排泄物」に価値を見出してくれる一部の人達のために私の仕事の存在価値があります。

だとするならば、そのインプットは私が無理してインプットするもの(先の参考書読みまくり)のようなものでなく、私の気の赴くままに入ってくるインプットで良いかもしれない。
無理に知識武装することもなく自分の興味のままに知見を得るだけ。
そして自分と異なる領域を持っている人と知り合えども、それがお互いの領分であることを理解しつつ協業できるとするならば、自分があちらやそちらの領域の知見を持つ必要はありませんね。

















傍から見ると「今日もあの御主人、仕事もせず公園でグダグダしていましたよ」ということになるのでしょう。

2020/08/15

昇龍蓬莱生もと特純美山錦60

 近所のクイーンズ伊勢丹で購入。






























夏を感じさせつつも酛で酸味やらパンチやらも欲しくって。
昇龍蓬莱生特純美山錦60です。




「狙い通り」ではなかったのですが、予想より深い所に来てくれました。
これはありがたい事です。

本日の気分で言えば、氷を一つ入れてロックにすると良い感じ。

2020/08/10

令和二年の梅干

 梅雨が明けたと思ったら、いきなり真夏日の連続です。
漬けておいた梅干を干しました。
今年も群馬の農家さんから送って頂いた「白加賀梅」を、昨年の1.5倍の12kg。
サイズが2Lなので数にすると350個程でしょうか。
一緒に漬けておいた赤紫蘇も「ゆかり」にするために干しています。

個体によってムラが生じてしまっていますが、既に紫蘇にも染まっています。





















三日間(実は四日間)干した梅をかめに戻しました。

今年も重量比18%の粗塩で漬けましたが、この日差の強さと気温の影響でしょうか、塩分が析出しまくりです(つまり良く干せたという事)。

逆に言えば塩分飽和状態なのですから腐ったりカビが生える心配はありません。
このままかめに入れておいても、外皮部と内部の塩分濃度が自動的にある程度は調整されます。
ですが多少「ジャリ」感が残ってしまう。

もう一度漬けていた梅酢に戻します。
これで余分(析出する)な塩分を梅酢に戻し、梅干本体には飽和状態の塩分を残すのです。















このまま梅酢に入れたまま熟成しても良いし、梅酢から出して熟成でも良し。
今年は2Lサイズということもあり、果肉の厚みが多めで柔らかいのです。

梅酢の中で熟成すると浮力もありますから果肉の破れは生じにくい、梅酢無しで熟成ですと自分の重量によって破ける事が多いのです。

当然ですがかめの中での上部と下部での状態の違いが大きい。

状況を見ながら考えます。

2020/08/03

夏の野川公園

初夏頃でしたか、今回の騒動で行く場所が無くて野川公園にマイオ君モミ子を連れて行いました。
駐車場に入れませんでしたね、閉鎖ということです。
とりあえず現在は大丈夫です、入れました。

今日は駐車場も満車に近い状態ですし、確かにバーベキュー場は賑わってます。
人間だけじゃない「僕達だって少しは羽伸ばしたい」とたぶん思っている。
梅雨も明け、一気に暑いのですけれど。

2020/08/02

暑いけれど公園へ

いよいよ梅雨も明け、待ちに待った日差しが戻ってきました。
気温は確かに高くて湿度もある。
けれども、そんな当たり前の夏を感じようと善福寺公園に。























少し仕事もあったのでPCも持って行きました。
ですがポータブル電源は持って行ったのに、肝心のACアダプターを忘れてしまった。
バッテリー駆動のノロノロが嫌でポータブル電源を導入したはずなのに。
仕方がありません、ノロノロのバッテリー駆動で我慢しましょう。
実際、PCを使う仕事はほんの少し。
メインは読書と考えていましたので。

杉並区の今川図書館で先日借りてきた本。
養老さんの本は度々読むのですが、どの本を読んだのかを忘れてしまいます。
けれど養老さんの書いている事、およびエピソードは、あの本やこの本にも書かれているので、結局は一緒かも。























秋山さんの「丁稚のすすめ」と「糸と針BOOK」は完全に思いつきで借りました。
どちらも「借りて良かった」本です。
本の良さはジャケ買いと一緒です。
ネットでの検索は「この情報が欲しい」と思って得る情報、つまり現在の自分の世界の中。
対してジャケ買いで読む本はラジオから突然流れてくる音楽、地方に赴いて初めて見る景色みたいな予想外のもの。
これらは望んでいなかったにも関わらず、自分の中に入ってきてしまった(気付いてしまった)ものです。
私は後者を重視しています(と言うより「ああすればこうなる(養老さんの受け売りです)」という策を築くために過去の「知っている範囲の」情報を漁る事にどれだけ意味があるのか?)。

私は写真集や資料集は購入しますが、著書は殆ど買いません。
いつも図書館で借りています(作家の方、ごめんなさい)
しかし昔(私が二十歳くらいの頃)ハードカバーで全作を購入(今現在も所有)した本としてロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズがあります。
私と同年代でハードボイルドやらハンフリーボガートの映画やらに興味を持たれた方だったら、読んだことがあるのではないでしょうか。
己の生き方やらなどが判らない、小僧なのですがおぼろげながらこんな風に生きたいと貧相なイメージだけを抱いていた若かりし頃。
この探偵小説の主人公スペンサーから「その考え方で良い」という事を後押ししてもらったような気がするのです。

今、養老さんの本を読んでいて感じるのも、それと似ているような気がします。
イメージだけはあるのだけれども、それを言語に託せない一般人の私。
 そして読んだからといって、それを人に言語として上手く伝えられないという事も判っている。
でもね、そんなに悲観してる訳ではないのです。
スペンサーのように、自分のあるがままの価値観でいる方が良い。
判ってもらう為に、あんな事やこんな事までする自分は嫌いなのだと思う。

2020/07/31

アウトバックとベビーパウダー

何十年も愛用しているジョンソン&ジョンソンのベビーパウダー
特に汗ばむ夏の必需品。





















今回はこれを通常とは異なる用途で使います。

私の車は2009年式のスバルアウトバック2.5XTです。
以前も書きましたが、その前も2006年式アウトバック2.5i。
このアウトバックが好きなのです。
特に現在の2.5XTはハイオク仕様ですしリッター10kmも走りません。
けれども、そんな事はどうでも良いと思えてしまう良さがあったりして。

この10年以上を経過したアウトバックに対して、私が唯一不満に思っていることがあります。
ダッシュボードのベタベタです。
アウトバックだけでは無いようなのですが、ダッシュボードが経年劣化でベタベタになってしまう車があるようです。

恐らく「皮」のような風合を持たせるためにウレタン塗装を施してあるもの、そしてそのウレタンを「柔らかく」するために「可塑剤」を添加していることが原因のようです。
例えば可塑剤というのは消しゴム(塩化ビニル製)にも使われています。
デスクの引き出しの仕切用プラスチックトレーに消しゴムを入れていたら、消しゴムとトレーがネバネバにくっついてしまった経験はありませんか?
この樹脂を柔軟にする添加物が年月を経ると悪さをするのです。

私などは使っているPC(Thinkpad)においても、この経験をさせていただきました。
昔の(IBM製だった頃かしら)のThinkpad、こいつも長いこと使っていると表面がベトベトになってしまうのです。
PCとしては使えるとしても、このベタベタでは道具として使えない。
ちなみに今使っているLenovoのThinkpadW541(以前のW530から代わっている)は無塗装で型によるエンボスのみなので、しばらくは余計な心配は不要なはず。

さぁ、このベトベトをなんとかしたいと思うわけです。
そしてネットで検索すると、同じ悩みを抱えている方達の苦労が見えます。
「ダッシュボード」「ベタベタ」と検索すると判りますよ。
その皆様の苦労話の中で試してみようと思ったのが、この「ベビーパウダー」なのです。
どのようにベタベタに効くのかは恐らく誰も理解していない、けれども改善されるという結果だけは先人達が指標を与えてくれた。
私はベビーパウダーの「タルク」に注目しました。
ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーはタルクと香料のみを原料にしています。
それに対して、例えば和光堂のベビーパウダー(シッカロール)はコーンスターチが含まれていたりします。

この「有機物」を含むベビーパウダーよりは「無機物」であるベビーパウダーの方が良いだろうという勝手な考え、そして我が家の常備品でもあるジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーに賭けてみることにしました。

いや、結局マスキング(こんな複雑な形状なので諦めた)もせずにパウダーをまぶしたのです。

実は2日間そのままにしておきました。
とりあえずベタベタは解消されているようなのですがムラが凄いです。
掃除機で余分な粉を吸い取るも上手くいかない。
結局搾った雑巾が割りと良いようでした(けれども完全に拭き取る事はできず)。
ネットでは呉工業のポリメイトを塗ると良いという情報はあったのですが、これもいまいち良くないのです。

最終手段として塗布したのは信越化学工業のKF-96-50cs」です。
少々テカリ気味ですけれども。

このKF-96-50CSというのはシリコーン(シリコンオイル)です。

こちらの効能については「シリコーン師匠」と言われている方のYoutube(割と最近のもの)で確認してください。
洗車の概念が変わるだけでなく、私などはそこからヒントを得て排水の詰まりやらにも応用させていただきました。

実はこのKF-96-50CSをボディーだけでなくガラスやタイヤ、無塗装バンパー等、車の全ての外装に使っています。
今回せっかくなのでシリコーン師匠のおっしゃるボディー細部のシリコーン塗りもしてしまいましょうか。
たまにすると良いのはこういった部分ですよ。
フェンダーとバンパーの隙間、つまり塗装部品の接触部。
柔らかい歯ブラシにKF-96-50CSを着けて目地部分をゴシゴシと。
先の配水管の詰まりを解消した性能を発揮してくれます。
そもそも離型材もしくは潤滑材として使用されているものなので、固着している汚れを「流動状態」にしてくれるのです。

久しぶりにアイラインもお手入れしますよ。
ボンネットとヘッドライトユニット、バンパー等の隙間にも刷毛で塗ると溜まっていた汚れが柔らかくなって出てくる。
結果ドアノブやミラー付け根から汚れが垂れた跡が生じなくなります。

施工し易い&奥まで行くようにボンネットを半開きにしてます。

この一番雨風を受ける場所の汚れも一気に。

特に有効なのが普段見えないモノコックの裏面。
ウェザーストリップの外側なのですが、ドアを閉めている状態では見えない所。
こういう所には刷毛で多量に塗っちゃいます。
ウェザーストリップのゴムに塗るのも効果的。
潤滑性が著しく改善するのでドアのキシミ音も解消しますし、開閉のスムーズさも増すという。






























私はこのKF-96-50CSで(もちろんシリコーン師匠のおかげで)色々楽になりました。
けれども上記の内装の改善、これはどうなることやら。
結果が見えてきたら、またここに書きたいと思います。

2020/07/27

自衛隊のオークション

これ、おそらく30年以上前に買ったものだと思います。
スイスのSIG社のSIG SAUER P220のエアソフトガン(エアコキ)です。
今は亡きコクサイ製です。




















更に元箱には「さくらや」「6000円」と記してありました。
これまた今は亡き「カメラのさくらや」新宿で購入したようです。




















別にSIGの銃が好きだった訳ではありません。
記憶に残っているのは当時の自衛隊の制式拳銃として採用されたのが、この銃ということ。
勿論スイス製ではなく、ミネベアによるライセンス生産です。

つい最近ですが、自衛隊の制式拳銃が代わりました。
HK416(ドイツ・HECKLER&KOCH製)、ドイツ本国での名称はH&KSFP9ということになりましょうか。
古い人間の私などにはポリマーフレームの銃というのは、正直抵抗があります。
もちろん時代の流れと合理性の結果です。
上記の「元」制式拳銃のSIG P220でさえプレス加工を導入しておりますし、削り出しが当然であった銃器の製造過程に合理性を加えてはいるのです。

本日、こんなニュースがありました。
河野防衛大臣の肝いりで始まった「自衛隊でいらなくなった品々のオークション」ですって。
肝いりなのかどうかは知りませんが、記事を書いた方は「肝いり」と思ったのでしょう。
ニュース記事は上記のリンクで読んで頂くとして、私は非常に良い事だと思いました。
記事を書いた「朝日新聞編集委員・藤田直央」さんは、かなり否定的観点から記事をお書きになっているようですが、コメント(ヤフコメ)は概ね(いや殆ど)好意的。
「国民の意見を代弁するのがマスコミの役目」などという話を聞きますが、国民とマスコミの考え方はかなり異なっているようです。
そもそもこの時代、わざわざマスコミさんに我々の気持ちを代弁していただく必要もないかもしれませんよ。

H&KSFP9に代わることによってSIGP220のホルスターやらマガジンポーチやら不要になる可能性あり。
現在タナカさんから自衛隊仕様のP220のエアソフトガンも販売されておりますし(これ私は持ってないですけれど非常に良い出来のような)放出してくれると嬉しい人が沢山いるかも。

2020/07/22

Go To 壽

今日は夜の7時から麻布十番で打ち合わせでした。
少々長い2時間ほどの仕事を終え、南北線と東西線を乗り継いで神楽坂のへ。

蒸し暑かったのでビール、それも珍しく生で。























突き出しの車海老より先に来ちゃった三点盛、普段はあまりお願いしない刺身なのですが、今日は疲れを癒すために必要。
鰯フライもお願いしたのですが生ビールが瞬時に空いてしまったので、いつもの赤星を追加注文しました。
鰯フライはビールで食べたいから。

Kさんからショートメール(私FBやらTW、LINE等のSNSをやっていないので、未だにショートメール)が来て「うおすい」を注文しろと。

ちょっとポーション的にヘビーかなぁ。
正直、刺身、車海老、鰯フライで十分と思っていた50代。
でもこれをチューチューしながらお酒を飲むというのも良いかと。
お酒は何杯かお願いしたのですが、写真を撮ったのがこれだけでした。
他に「るみこ」や「石鎚」やらをTさんにお任せで飲んだような気がします。

もう完全に利き酒モードで食べ物は要らない状態なのですが、Kさんから「かすべの煮凝り」と「あわびもどき」を食っておけとの指令。
Eさんの計らいで「当りチェック」ポーションで頂きました(私も一応関係者ですので)。























かすべの煮凝りは素晴らしいレベル。
お腹一杯の状況でも。

写真は無いのですが、あわびもどきは壽では数少ない炒め物。
普段はまったく意識していなかったのもあり、初めて食べたと思います。
これもまた、お腹一杯のはずなんですけど食べてしまった。

そして先のうおすい、結局はおつゆを酒の肴にして完食してましたね。

お隣の方と少しお酒の話しなどしながら、いつもの壽を過ごせました。

2020/05/24

ネックの修理

やってしまいました。

















愛用しているストラトのネックに凹みをー!。

ギターなんていう楽器は抱えて演奏するものですから、ぶつけたりするのは仕方が無いのです。
このストラト2000年~2001年頃(ネックを外したことがないので正確な製造年は判らない)のものなのですが、できるだけ綺麗な状態で使いたいので大事に扱っています。

人によっては「レリック加工」という使い古された状態を敢えて施す方もいらっしゃいます。
けれども私はギターに関しては、出来る限りオリジナルに近い状態にしておきたいと思うのです。

少しでも元の状態に戻したい、修理します。
凹んだ部分に濡らしたティッシュを置いて、半田ごてで熱します。

要は屈曲した木材の繊維を蒸気によって元の形状に戻そうというわけです。
どうでしょうか、少し凹みが少なくなったようにも見えます。
このストラトのようにラッカー塗装が施してあると、蒸気の効果は限定的。
素地やオイル仕上ならば効果あるのですが。
そして怖いのはラッカー塗装の下に蒸気が入り込むことによって、既存の塗装の剥離を生じさせてしまう可能性です。
正直、ビクビクしながら施工しました。

次はラッカー塗装です。
水分を蒸発させるために2日間待ちました。
1ccも使わないだろう事は判っていますが、300ccのニトロセルロースラッカーを購入。
この時代のストラトキャスターはポリエステル塗装ではなくラッカー塗装なのです。

実はこの凹みにラッカーを塗る作業を5回程繰り返しました。
乾燥(有機溶剤が揮発)すると引けるんです。
少しづつ塗り、硬化(2日は放置)したらまた塗るを繰り返す。
僅かに盛り上がっているところまでになりました。

そして、この盛り上がりを削ります。
繊細な作業になると思って選択した道具は爪やすりと研磨クロス。

余計な部分を削らないようにマスキングして爪やすりで削ります。

マスキングを剥して研磨クロスで磨きます。

よくよく見れば判るけれども、なかなか良い状態に戻ってくれたではないですか。

















我ながら、なかなか良い仕事だと思います。