2020/04/29

もみじの毛鉤

せっかくのゴールデンウィークなのですが、要請に従って自粛しています。
暇です。

我が家にはラブラドールレトリーバーのマイオール(マッ君)柴犬のモミジ(モンちゃん)がいます。
プードル等と一緒に暮らしている方は別ですが、殆どの犬種、今の時期は抜け毛が凄いですよね。
我が家でも各々からクッション一つづつできる位の毛が。

この季節の場合、ブラッシングで掻き出す毛の殆どがアンダーコートです。
太く張りのあるオーバーコートとは別にダウンジャケットのように体温を保つための柔らかい毛。
これはモンちゃんのアンダーコート。
狐色のオーバーコートとは異なり、生成なのです。
スタンダードのドライフライであるライトケイヒル(Light Cahill)に丁度良い色合いです。

















暇なので、山ほどある毛で毛鉤でも作ろうかと。
マッ君の毛でも毛鉤を作ったことはありますが、毛鉤材料としては柴犬の方が優れています。
これはアンダーコートの柔らかさの違い。

加える材料ですが、散歩の折に拾ってきた鳥の羽です。
奥は雀、手前はムクドリのクイルです。

















両方試してみたのですが、雀の方が良い感じに仕上がりました。
もちろんフックサイズにも拠るのですが、今回は#12程度のオーナーのテンカラ用の針(桑原テンカラだったと思う)です。

















フックにモンちゃんのアンダーコートをダビングした後に雀のクイルの前方側のみを全体にハックリング。
素なんですけど、良いのではないでしょうか。
というより手の込んだ毛鉤を作るのは、老眼の問題、集中力の低下などの関係で多分無理。

実は雀やムクドリ以外の羽も拾ってきています。
緑色のはインコ(野生化しているようで頻繁に見掛けます)。
右はシラサギの小型の種類であるコサギ、手前はおそらくセキレイだと思います。

















これなんか珍しいでしょう。
明らかに猛禽類の羽(おそらく胸の羽)なのですが、フクロウでもなさそうなので、私はオオタカだと思っています。

















こうやって拾った羽に加えて、これまで買い貯めた羽やら毛やら。
死ぬまでに使いきることは出来ないと判っています。

ボディーハックルは面倒ですし、雀の羽も巻き難い。
最もシンプルなタイプを巻きます。
ボディーはモンちゃんのアンダーコート、ハックルはライトジンジャーのコックハックルです。





























この程度の毛鉤は集中力も不用なので量産できます。

ライトジンジャーのハックルはかなり昔に購入したものらしい。
「BIG ORK」とプライスシールに書いてありました。
おそらく現ヨドバシカメラ吉祥寺店(当時近鉄百貨店)の裏にあったビッグオークで購入したのでしょう。
20年くらい昔かもしれません。
これに限らず、20~30年保管してある羽や毛。

















モンちゃんのアンダーコートの面白いところ、尻尾のアンダーコートは何故かグレー(茶色がかった)なのです。
これも使える。

















先程と同じ形状でラスティーグレイ系の色で作りました。

















先程のライトジンジャー系と比べてみます。

















殆ど変わらないじゃないかと思うでしょう。
けれどもこの違いが結果に現れることもあるのです。

モンちゃんは自分の毛が使われていることなど知らず。

2020/04/28

マスクが戻ってきた

我が家にはまだマスクが届いていません。
しかし3月から今まで、一枚の不織布マスクを洗って使い回しています。
今では少し毛羽立ちも発生してしまっていますが、多少鼻がくすぐったくなる以外は、とりあえず問題なしです。
支給される予定の綿ガーゼマスクより乾き易いはずなので、洗うにはかえって良いかもしれません。


















先週の後半は新潟に出張していました。
木曜日の昼、東京駅の上越新幹線ホーム。


















本当に人が居ない、こんな東京駅の状態を見るのは初めて。
そして私が乗った車両にも乗客はたった3名。

翌日の金曜日の朝、新潟駅近くのコンビニでマスクが販売されているのを発見しました。
私は使い回し派ですので購入しませんでしたが、多くの皆さんが買って行きます。
困っていたんですね。
前日にこんなニュース記事も読んでいたので、そろそろ出回るのだろうと予想はしていたのですが、新潟でも売っていた事には少々驚きました。
しかし早々に出回りだしたのが新大久保や西川口って・・・。
遡って22日のニュース記事、こんな状態で空輸もしてたのですね。
政府支給マスクが届き始めたら高値で転売することができなくなりますから、早くストップしていた在庫を吐き出さないとやばい、ということですね。
これ10年程前のレアアースのときと似ています。
そう、やられたらやり返す(布マスクで)。

政府が配布するマスク、もちろん使用することもできるでしょう。
しかし真の目的は、買い占めおよび高値転売を阻止することであるのは予想しました。
けれども私も予想できなかったのは、それだけに留まらず、黒幕(想像はしていましたが)が誰なのかという事を無言で日本国民に気付かせてしまったこと。
ここまで計算されていた策だったとは正直恐れ入りました。

追記です。
アベノマスク、先程ポストに入ってました!

















明日からはこれを使うことにしようっと。

2020/04/27

長い春休み終了

「親子で公園、役所に苦情も=遊具閉鎖、集団禁止の看板―新型コロナ」ですって。
先週までは様々な年代の子供たちで賑わっており微笑ましい光景だと思っていた善福寺公園(都立)も一変しました。


















「役所には「緊急事態宣言が出ているのに」と苦情が寄せられることもあるという」
この遊具にテープを巻いた側も「感染リスクとは関係ないだろ」と思ってはいるはず。
もはや感染を不安視するのではなく、遊んでいる事が不謹慎だから気に食わないという事ではないでしょうか。


















私が今感じるのは、ウィルスへの恐怖ではありません。
人間の「狂気」に対して。
ピンクフロイドのアルバムは好きですけどね。

2020/04/24

地球は回っている

未成年者喫煙防止の観点から、閲覧は満20歳以上の喫煙者に限定させていただいております。

















16世紀、コペルニクスが唱えるまでは天体が地球の周りを回転するものという説を誰もが信じていました。
地球を含む太陽系の惑星が自転しながら太陽の廻りを公転しているという、現在では小学生でも知っているこの事実を当時は誰も信じていなかったのです。

二酸化炭素増加によって地球が温暖化しているのだろうか。
もしかすると温暖化によって海水中の二酸化炭素が排出されているのでは?

石油は古代の植物の死骸の堆積物、つまり化石燃料なのだろうか。
もしかすると原油に含まれるアスファルト以外の全てより比重の重い水が地球内部の高温高圧下において地中の炭素と結合することによって生成されているのでは?

「高血圧なのだから塩分を控えなさい!」と誰もがそれを当然の事実のように人に言う。

信じられている、それが真実だとされている「事実」はあるのですが、それが「真実」とは限らない。

先日のガーディアンの記事、これも興味深い。
感染者のうちの喫煙者の割合が低いという統計的事実から、医療従事者に対してニコチンパッチを支給するという手段を試すという訳です。
おそらくは「喫煙者の方が感染しやすいのであろう」という予測のもとに始めた統計だったのでしょう。
しかし想像するに、予想に反した結果が出てしまったのではないでしょうか。

我が国のタバコに関する取り組みは、WHOの推進する「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づいています。
今回の武漢ウィルスへの対応によって一躍有名人となってしまったWHOのテドロス氏。
という事は、煙草に関しての説も逆張りが正解だったりするのかも。

ついでに米国CDCの公開レポートのデータ。
煙草の買占めだけは勘弁してください。

2020/04/19

野川では

日曜日、天気も良い、久しぶりにバイクのエンジンに火を入れました。


















近場なのだけれども野川に。
このCRF250Lは6~7年乗っているのでしたっけ、今年はエンジンオイルだけでなくブレーキフルードやらも入替えました。
短い距離ではありましたが、寄り道をしながらの道程。
やはりバイクは楽しい(というか無心になれる)です。

川を見下ろすと家族連れの人達、子供達。
























いいぞ、長い春休み。

2020/04/17

エビデンス

誰かが「エビデンス」やら「ロックダウン」やら意味が判らんから日本語で!と言ってましたが、ごもっともだと思います。

一昨日は野川公園に、そしてほぼ毎日善福寺公園に出かけてます。
3月のはじめ、政府が一斉休校を要請してから長い春休みとなってます。
この措置を「エビデンスが無い」「場当たり的」と批判した議員もいました。
公園で親子が楽しんでいる姿(平日)。
私としては良い光景だと思うのですが、それを「こんな時に子連れで外出して!」と言う人もいる。
人それぞれ価値観が異なるので仕方が無いことだとは思います。
まったく外出せず、出前やネットスーパーで頑張っている人も少なからず居るでしょう。
けれども、その配送品を製造あるいは梱包している人が咳き込んでいるかもしれません。
もしかすると、咳き込みながら野菜を収穫している人も居たりして。
そう考えてみれば外出だけでなく、あらゆることに危険性は存在しているとも言えます。

人それぞれ対策をしているのでしょうが、その行動の根拠「エビデンス」が異なるのだから対策方法が異なるのは当然であり「エビデンスが無い」のでは無い。


















実は私、昔(10~20年ほど前)は重度のアトピーに悩ませられていました。
肉、卵、牛乳、豆類などの摂取を自粛してみたり、それこそあらゆる方法を試してみたものです。
けれども改善に向かった試しがなく、何が原因なのかも掴めない状況でした。
そんな時やはりアトピーであった甥を完治させてしまったのが、写真のふたつの漢方薬「十味敗毒湯」と「黄連解毒湯」です。
私も「エビデンス」無く試しました、半信半疑で。
そして半年ほどでしょうか、殆ど完治してしまったのです。
驚いたと同時に、これまで原因を掴もうと必死だった頃を省みると、原因を理解しなくても良いこともあるのだという事を考えさせられます。
この二つの漢方薬、今でも年一回の健康診断の際に処方してもらってます。
もしも再び発症した場合に対する保険として。

今の日本と世界の状況の違いを生み出している理由は何か。
ヨーロッパにおける旧東西、ドイツ国内での旧東西、ベルリンにおける旧東西、イランとイラク、ポルトガルとスペイン、そもそもの接種制度の有無、接種株の種類、これらのデータから考えられる事。
私は多くの日本人の肩に刻まれた印が影響していると見ています(あくまでも私見です)。

政府は昨日、緊急事態宣言を全都道府県に拡大しました。
もちろん諸外国で行われている罰則を伴う「ロックダウン」ではありません。
この措置を一斉休校の時とは逆に「遅い」と非難する方(上記と同じ)もいます。
3月末にレストランの庭での花見に対する非難が巻き起こりました。
常に行動を監視されていて、些細なことでも書かれてしまう立場としては、確かに脇が甘いのでは?とは思うところもあります。
その後4月7日に東京を含む7都府県で緊急事態宣言、その翌々日でしたか。
歌舞伎町で「チャックダウン」した立憲の議員さん、阿倍さん夫妻を非難していた立場でこれは確かにまずい。
しかしこの一連の流れを見ていると、昭恵さんの行動が図らずもブーメラン巨大化装置となっているような。
意図してやっているとしたら恐ろしい才能とも言えます。

2020/04/12

どうしようもない緊急事態宣言で

西荻窪界隈のお店も臨時休業であったり、時短営業だったりと翻弄されています。
4月に入って2~3回目でしょうか、今日の日曜日も「雨ねこ。」にて。
























自分としては、この店はいつまでも存在して欲しいなぁ。
けれども応援なんていうのもおこがましい。

今日の出汁巻は木の芽、店の中で育てている山椒です。
鉢に植えてある山椒、葉を採られてしまっているので少し貧相になってしまってます。
































































































最後は私の好きな「山本」と新政酒造の「亜麻猫」を。
19時ラストオーダー、20時閉店という無茶振りの営業時間。
開店時間を18時から16時に変更しているとしても。