2016/03/18

春はもみじ

春はもみじ。
いや、紅葉(もみじ)ではなく我が家の柴犬「もみじ」なのです。

もみじをブラッシングした際に取れる毛もマイオ君の毛と同様保存しています。
柴犬のもみじの毛は柔らかくて僅かに生成色の軽い毛です。
ガードヘアは赤(狐色)なのですが、ブラッシングで取れるのはアンダーコート。
このアンダーコートは赤くないのです。

何故に春か。
春の毛鉤の素材にもみじの毛を使うのです。


















昔読んだ教本によれば、春先に使う毛鉤として「マーチブラウン」と「ライトケイヒル」があります。
私自身も使用頻度の高かったライトケイヒルなのですが、指定ではボディがペールイエローのファー、ハックルはライトジンジャーのコックハックルです。

もみじの毛はボディに使いました。
かなり張りのある、撥水性の良さそうな毛です。
ペールイエローというよりはアイボリー~肌色です。
ハックルはライトケイヒルと同じく、コックハックルのライトジンジャーです。
柴犬の色調になりました。

ドライフライのライトケイヒルとして作ってはいません。
テンカラ用の和毛鉤なのでボディとハックルのみです。
このシンプルな構造、毛鉤作りが楽で助かります。

既に奥多摩も秋川も、それに小菅川も解禁になっています。
早く川に行きたいなぁ。

2016/03/12

PENTAX K-1

仕事の帰りにヨドバシカメラに寄りました。
久しぶりにカタログを貰ってきたのです。




















ペンタックスのK-1
ペンタックスのユーザーとしては長年待ち続けてきたフルサイズの一眼レフですね。
LXのイメージを入れて来るかと思いきや、67のイメージに近い外観。
これ、絶対に良いだろうなぁ。
しかし上の写真にもある現在の愛機、K-5ⅡSも非常に満足しているのです。
フルサイズ対応でないAPS-C専用レンズも結構買ってしまいましたしね。

必要かといえば必要ではない。
けれども惹かれます。

2016/03/11

出西窯の蕎麦猪口

蕎麦猪口をひとつ買い足しました。


















蕎麦猪口に関しては、このような切り立ち型が良い(というか認めない)と思っています。
以前無印で手に入れた蕎麦猪口も紹介しましたが、これは新宿高島屋で購入しました。
島根、出雲の出西(しゅっさい)窯のものです。
窯としての歴史は古くありません。
柳宗悦らの「民芸運動」から生まれた窯とも言えましょう。

日用品らしくそれなりの厚みがあります。
このカラメル色の釉薬は惹かれますね。

実は楊枝入れも買ってしまいました。


















こちらは青い釉薬、素朴です。

どちらも使い勝手が良さそう。


















こうした気取らない器には妙に魅力を感じてしまいます。
蕎麦猪口は特に「素朴さ」を求めているのですが、また気に入ったものに出会ったら買ってしまうのだろうな。

2016/03/05

香住鶴 生酛純米

久しぶりに兵庫(但馬)のお酒、香住鶴の生酛純米を買いました。
























私の記憶の中では香住鶴の「兵庫北錦山廃特別純米」というのが非常に記憶に残っているのです。
とは言え、お酒の美味しさなんて季節や環境でいくらでも変わってしまう(と思っている)ので、たまたま良い印象になったのかもしれません。
























裏のラベルからは冷酒をお勧めしているのが判りますが、いやいや燗が良い感じがします。
だってこんな肩ラベルもついてましたよ。


















酛(きもと)、最近は多くの蔵が挑戦していますね。
手間が掛かるとされて一時は廃れた技術が見直され、それによる可能性は再び再評価されているらしい。

さて香住鶴の生酛、味に関しては私の好みです。
突出した部分は無いのですが、全てのバランスがおだやかで調和が取れているとでも言いましょうか。
特に私が重視している酸味に関しても控えめではあるが確かに効いている感じで申し分ない。

こういうお酒を普段のお酒にするべきなんだろうなぁ。