2014/08/31

野川の鮎

ぶらりと野川へ。




















ハードロックのハンドルバーエンドに「角」を追加したので試運転を兼ねて。
川を見ていると沢山の魚影が(水面の反射で撮影はできませんでした)。




















しかもこの魚達、鮎ではないですか?

多摩川で鮎の溯上量が近年増え続けています。
稚魚放流と魚道の整備、水質の改善などの成果でしょう。

しかしこの野川では放流はされていないはず。
とすると多摩川本流から上って来たと考えるべきか。
野川の川底は泥の部分も多いのですが、砂利部分も多く存在します。
水質は良いですし水温もそこそこ低め。
この川が鮎たちの自然繁殖の場となったら素敵ですね。



2014/08/30

コニファーいわびつ

夏休みの最後を利用して、群馬県にあるコニファーいわびつに行ってきました。
五日市にある秋川荘と同様、杉並区の施設(元は)です。




















施設としては立派ですし、周辺の自然も素晴らしい。
今回はコテージに宿泊したのですが、その辺のリゾートホテルよりも快適なくらい。
気に入りました。

しかしこの施設をビジネス的に見た場合、非常に難しさを感じます。
ここを拠点としての活動、例えば山歩き、釣り、スキー等々が困難だということ。
あえて探せば、自転車でのヒルクライムのトレーニングはできそうです。

しかし多くの場合施設内でのんびり過ごすくらいの使い方に限定されてしまいそうです。
となると利用者の年齢層も限定されてきます。
様々な利用目的を周辺地域に創出しなければならない、リゾート施設の難しさはここでしょう。

少し離れるのですが、周辺の景勝地「箱島湧水」へ。
吾妻川の支流、鳴沢川の水源です。


























湧水といいますが、湧出する水の量が凄まじい
水源の脇には箱島不動尊があり、境内には狛犬が。


























誰かのお供え物の西瓜が足元に。
そしてその西瓜には。




















ミヤマクワガタではないですか。
子供の頃の憧れです。
きっと神様の使いでしょう。

昼食は湧水を少し下った所にある「あづま養魚場」に。
湧水を利用した養殖と釣堀、そして食事処があります。


























普通に料理を食べることもできるのですが、せっかくですから釣堀での獲物を食べたいですよね。
延べ竿(一本100円)に練餌をもらい、いざ出陣。

食欲旺盛なニジマスは瞬時に喰いつきます。
一方、岩魚は池の隅でじっとしています。
なんとか喰わせようと鼻先に練餌を沈めますが、プイッと横を向きます。
これはちょっと無理そうです。

さて山女魚、流水の中をしきりに泳ぎまわっています。
しかし練餌には反応しません。
予想通りとは言え、なんとか山女魚を食べたい。
ちょっと餌に小細工をして水中を泳がせる事により、長男と私で計2匹ゲット!
加えてニジマスを3匹、十分でしょう。
ニジマスは1800円/キロ、山女魚と岩魚は3000円/キロでの買い取りです。
奥の食事処で料理して頂きました。
山に来た甲斐がありました。

2014/08/21

奥多摩でソロキャンプ

久々なのですがソロキャンプしてきました。
いつもの奥多摩、氷川キャンプ場です。
受付終了の午後六時にはギリギリ間に合わなかったのですが、何とかテントを張らせてもらいました。

今日は氷川サービスステーションも営業終了らしく、テント内での軽食で夕飯を済ませます。
暑かったですからやはり風呂には入りたいので、もえぎの湯には行きました。

いつものように、テントに入っても飲むしかありません。




















偽(第三の)ビールを1L、セブンイレブンで購入した安ワインを1本飲んだら、やっと眠くなってきました。

それにしてもソロキャンプ用に使ってきたテント、ヨーレイカのライジングサンですが、いよいよ限界に来たようです。
フライシートの裏面、防水の為のポリウレタンコーティングがベトベトしています。
引き剥がしてテントに被せましたが、テント全体がハエ採り紙のようです。
既に20年以上使ってますし、今年が最後でしょう。

翌朝は5時半頃から釣りに出かけました。
そもそも朝釣りをしたい為にキャンプしている訳ですから。
朝一番の川の水は冷たいのですがウェダーは無し、短パンとクロックスです。
水中の素足に何かがコツコツと当たるのを感じ見ると。




















汚い画像で申し訳ありません。
何故かわかりませんが、稚魚達が私の足をつっついています。
一応、昨日もえぎの湯で綺麗に洗ったつもりなのですけどね。

午前中だけ釣りをし、今日はニジマス一匹のみ。




















先日書いた通り、逃がした魚がいまして、同じ場所でリベンジしてみたのです。
先日は「大きい」と書きましたが、このニジマスは23cm・・・。
いや、そのときは「大きい」気がしたのですが。

毛鉤はトラウトガムは全く効かず、C14-BVに巻いた小さなウェットフライでした。
鼻を怪我していますが、これは先日の自分の毛鉤の影響か?
釣り人を欺く「大物」になって欲しいという願いをこめてリリースしました。

2014/08/13

トカゲのトラウトガム

最近(数年前)有名になった毛鉤で「トラウトガム」というものがあります。
要は細い鹿革(ディアスキン)のリボンをフックに巻き止めるだけというシンプルな毛鉤(?)です。
ティムコでも専用の素材を販売しています。

正直言うと、これを毛鉤巻きと言うのは少し恥ずかしいのですが巻きました。
ただ、ティムコのディアスキンではなくリザード(トカゲ)スキンで。


















TMC2487BL#12のフックに真鍮のビーズヘッドを先端に付けました。
トカゲ皮を留める二箇所の間にはハーズイヤー(うさぎの耳)の毛を巻いています。
これは、多少なりとも「これは毛鉤だ」と自分に言い聞かせるためだけに追加した素材だとも言えます。

トカゲ皮は東急ハンズで買ってきたものなのですが、この光沢感と鱗によって独特の存在感を与えるはずです。


















鱗の模様に沿って皮をカットしたので体節が表現される訳です。
ミミズや芋虫、またはムカデ的な雰囲気は出ると思います。

まだ試していませんので効果の程は判りません。
実は先日、奥多摩でかなり大きそうな魚をウェットフライに掛け損ないました。
まんまと逃げられた訳です。
それを再度攻略しようと思い、様々な手立てを用意して行きたい思ったのです。

川底を重点的に攻めた方が良さそう。
その一つの手段として、こいつも試してみようと思います。

2014/08/10

小さなウェットフライ

最近、川面にライズリングを確認できる事が少なくなってきました。
水棲昆虫のハッチ(羽化)も新緑の頃と比べると明らかに少ない。
実は大柄な昆虫類のハッチが少ないだけで、水中では様々な生物(餌となる)が流れています。
水面下のステージに頭を切り替えなくては。

ビーズヘッドや鉛のワイヤを巻いたフライは落ち込み等の深い所を探る際には効果的。
一方で水面直下のステージもかなり重要。
依然と小さいトビケラの羽化は水面下で行われています。
そんな小型のトビケラのピューパに夢中になっている山女魚達に喰わせようと思って巻くのがこの毛鉤です。


















いわばミッジサイズのウェットフライです。
老眼に苦しむ私の場合、普通のミッジサイズのフックですとアイにティペットが通りません。
そこでがまかつのC14-BV、#14サイズの針の水平部分に小さなウェットフライを巻いたような毛鉤を作るのです。
サーモンフライで渇水期に使われるローウォータースタイルの毛鉤と同様ともいえます。

C14-BVは細いワイヤのフックだとはいえ、これだけゲイブ部が露出していてどうなの?とも思いますよね。
ですが、先日の日原川の山女魚も問題なく咥えました。
小さ過ぎるフックですと、すっぽ抜けの可能性が高いですし。
それに餌釣りでの山女魚の針だってこれくらいのサイズはあります。
魚達がいったい何に対して警戒心を抱いているのか、永遠の謎ですね。

使用するマテリアル(羽)は適当です。
ティール(コガモ)やパートリッジ(ウズラ)のようなマダラ模様が良い気がします。
それ以上に重要だと思い込んでいる点はボディーがティンセルだということ。
水中羽化中の昆虫類は脱皮殻内に気泡を発生させるのでキラキラと輝きます。
金属的な輝きは、きっとそれをイメージさせる演出をしてくれるはず。

2014/08/06

Pepe Rich Green(ペペ・リッチグリーン)

未成年者喫煙防止の観点から、閲覧は満20歳以上の喫煙者に限定させていただいております。

マニトウが無くなってからというもの、ピースの巻き直しを日々の生業としているという事は以前も書きました。
久しぶりにシャグ煙草を買ってみようと思い、荻窪駅前の煙草屋さんで見つけたのがこちら。
ペペのリッチグリーンです。


















内容量30gというのはマニトウオーガニックと同量、無添加、そしてバージニア100%というのもマニトウと同様です。


















紙も付属でした。
スモーキングのグリーン、そこそこの紙ではあります。


















乾燥具合もマニトウと同程度、ただし香りは「草」や「イグサ」を思わせる軽やかなもの。


付属のスモーキングの紙ではなく、平の巻正、麻紙(漂白タイプ)で巻いてみました。


















軽いです。
麻紙でスローバーニングにしてもタール(味)が少なめという感じ。
味の濃さという観点ではマニトウはもちろん、ピースにも届きません。
しかし全体のバランスは決して悪くありません。
少し加湿するとタールが増えるので味が出てくるかもしれません。

2014/08/04

諏訪泉 純米酒

上野に寄ったので新装開店した吉池に行ってみました。
もちろん日本酒を見に行くためです。

今日購入したのは鳥取の諏訪泉、純米酒です。


























以前、銀座の佳肴みを木」に行った時も飲んでいましたが、それは特別純米。
今回は通常の純米酒です。
ラベルの感じがずいぶん変わったような気がします。
特別純米の精米歩合55%に対してこちらは70%。
けれどもこの季節ですから冷を想定しています。















最初は常温(夏の)で行ってみました。
燗ではベストの部類でしょう。
もちろん肴と供に飲むことを前提として。

しかし諏訪泉は燗はもちろんですが、冷でも行けるタイプです。
当然フルーティーではありませんが、酸度が適度にありますので夏の食中酒としては適しています。
私は氷を入れてロックにしたりすると(加水&強制冷却)良い感じです。
すこしアルコール度数が落ちて飲み易くなりますし、酢の物などとの相性も良し。

こういう季節を問わずに飲めるキャパシティがあるお酒というのは、結構ありそうで無いもの。
諏訪泉純米は、そういう意味では稀有な存在と言えます。

2014/08/03

いつもの夏の奥多摩

長男を連れて、またいつもの奥多摩にキャンプに来ました。

初日はゲリラ雷雨で車中泊、二日目は釣りをして温泉(もえぎの湯)などなど。
いつもの通りのコースなのですが、これが無いと奥多摩に来た甲斐がありません。

日原川で久々に山女魚をゲット。




















春に放流したものなのでしょうけれども立派に育っています。
この金色の魚体を見たいが為に釣りをしていると言っても過言ではありません。

遊歩道を歩くのも楽しい。
ワサビを採ったり、今の季節ですとミョウガでしょうか。

これはニホンアカガエルでしょうか。
カジカガエルとはちょっと違うようです。




















そして食事は「氷川サービスステーション」、ここは大好きで毎回必ず寄るところ。
奥多摩駅の正面なので多くの方が行ったことがあるはずです。
私の場合、キャンプとはいえバーベキューなどはしません。
基本は現地のお店で食べることにしています。
この店では蕎麦を食べることが多いのですが、今回も2泊3日のうち2回利用させていただきました。
今日は山菜と刺身こんにゃく、そして冷奴。




















それから山女魚の唐揚。




















長男は一度に2本も食べてます。




















山でこそ味わえる楽しみですよね。
東京都に奥多摩があるという事が本当にありがたいです。