結構仕事が忙しい。
忙しいという事は嬉しいことなのですけれども、毛鉤を巻いたり、車に乗ったり、バイクに乗ったりすることができなくなってしまいます。
つい先日も車で出かけようと思ったら、バッテリーが上がっていました。
常日頃から継続してやっていないといけなのだという事を思い知らされます。
毛鉤もなかなか巻けません。
但し巻きたいという意欲だけはありますから、ヤフオクなんかでマテリアルをぽちっとなしてしまいます。
いやいや恥ずかしい出来です。
昔は毛鉤の材料をショップに買いに行っていましたが、今やネット上に見たこともないマテリアルを供給してくださる方達が大勢いらっしゃる。
もちろん実物を見ることは出来ないのですけれども、そもそも昔だって店頭に陳列されている中からしか選ぶことができなかったのですから、それほど違いは無いのでは?
ヤフオクで「ヤマドリ」のウイングとブレストフェザーを買って(落札して)みました。
こんなのは何処のフライショップでも扱ってません。
キジの仲間なのですが日本固有種、赤みがかった羽が特徴です。
セカンダリークイルをウイングに、ブレストフェザーをスロートに使ったというわけです。
セカンダリークイルはヘンフェザントより薄くて短い、#10が限界かもしれません。
因みに今回の毛鉤のテールはレッドのコックハックルチップ、ボディーはコックフェザントのファイバーにゴールドのオーバルでリブを、ボディーの前方半分はレッドのコックハックルをパーマーにしました。
正直言えばテールも購入しておけばボディも「ヤマドリ」に出来たのです。
フックはマルトさんのW10、WET用のスプロートフックです。
サワダさんのクラシックスプロートTD3、そしてTMCの3769との比較です。
ちなみにこのフックは「BZ+FC」というブロンズ+フッ素コーティングというものです。
人様にお送りするものであれば、やはり「サワダ」を使いたいですね。
形が綺麗ですもの。
しかし実戦で使うのであればマルトさんでしょうか。
とにかく安くて品質も良いですから。
それとフックのポイントが僅かに上を向いている。
ここが私の「実戦における」評価(感覚ですが)ポイントです。
残したり、人様にお渡しする毛鉤とは別に「自分の毛鉤」を巻いてます。
美しくなくても良い、道具としての毛鉤。
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