結局今年も白加賀を漬けることにしました。
今年は遅れてしまったので群馬産でなく宮城産を10kg。
まだ青梅ですので3日ほど追熟しました。
もう少し赤みが出てきてからの方が良いかもしれませんが、洗っちゃいます。
水に入れた梅は産毛の効果で透明に見えます。
毛鉤作りの参考になりますね。
我が家の常滑焼の甕、3号、4号、5号、8号を総動員すると合計20kgの梅を漬けることができます。
しかし現在、8号以外のそれらは過去の梅干の熟成に使用中。
今回10kgなので8号(8升)だと少し足りない。
2号の丸甕を併用すれば何とかなります。
しかし今回は甕を新調しました。
トンボの漬物容器25Lです。
常滑焼の甕で漬けたいという気持ちはありますが、10kgの梅と重石で20kg超、さらに8号甕でさえ8.5kgもありますから30kgくらいの重量になります。
こうなると移動することさえ困難です。
やはり軽量で割れる心配がないというのは助かります。10kgの白加賀を入れて2.2kg、3.5kgの常滑の重石。
さらにトンボの5.5kgの重石(今回新調)を入れました。
粗塩は1.9kg(19%)にしてます。
入りきっていませんが、少しすると梅酢が上がってきますからフタをすることができます。
この容器、巨大なタッパーのようなものですからフタも密閉性があって非常に便利。
3日ほどで完全に梅酢に漬かった状態になりました。
5.5kgのトンボの重石は外して、常滑の重石のみに減らします。
なんとも良い香り、バナナのような桃のような。
最近は雨続きなのでしばらくはこのままです。
この白加賀は紫蘇を入れず白梅干にします。
先日作った小梅は2号丸甕から1号切立ちに移動しました。
青梅から作ったからか、長野の竜峡小梅のおかげなのか、カリカリの食感で良い塩梅です。
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