2013/03/09

smcPENTAX-DA15mmF4EDAL Limited

デジタルカメラ用のレンズを買いました。
APS-C専用のsmcPENTAX-DA15mmF4EDAL Limitedです。
しかも久々の新品、最近中古品ばかりでしたので。


















15mm、つまり35mm相当で23mm相当の超広角レンズということになります。
殆ど仕事用、竣工写真等を撮影するためのレンズと言って良いでしょう。
フィルム時代に同様の役割を担っていたsmcPENTAX-A24mmF2.8との比較です。


















前玉はF4ですから小さいですが、全体のサイズもコンパクトです。
FA31mmF1.8のようなフードが内蔵されていますが、こちらは引き出し式です。


















筐体は全て金属製。
最近のプラ筐体レンズは軽量で助かりますが、やはりMレンズの頃のようなズシッとした感触は気持ちが良いものです。

仕事用レンズと言いましたが、今まではsmcPENTAX -DA16-45mmF4EDALを使っていました。
この場合、ほぼ最短焦点距離の16mmしか使っておりません。
それはそれで何とかなりますし、だいたいF8以上に絞りますので画質的にも問題ありません。
ただ、唯一の不満な部分はディストーション(歪曲収差)です。
割と素直な樽型とは言え、建築写真的には目立つのです。
早速比較してみました。

超広角のディストーション比較を撮影できる広い面は我が家にはありません。
近接撮影になってしまいますから、樽型が余計に出やすい条件なのですが仕方ありません。
同一位置から、F8での絞り優先AE撮影、カメラはK200DのAFです。
まずDA16-45mm(最短焦点距離)から。

















中心部だけ盛り上がったような歪曲、周辺部では少し解消されるような感じです。
いわゆる陣笠型というやつですね。

続いてDA15mmです。

















焦点距離が短い分、画角(撮影範囲)が広くなっています。
多少樽型のディストーションがあるとは言え、かなり良くなります。
通常の遠距離での撮影では期待できそうです。

PENTAXの一眼レフもフルサイズ化が予想されていますので、このDAレンズの存在は微妙です。
けれども物欲は別として、仕事の上では小型軽量なAPS-Cは有難いのは確か。
もしDA17mmF2.8なんてレンズが出てくれれば、この15mmとの2本で仕事上は十分でしょう。
フルサイズで17mmF2.8ともなると巨大な前玉になりそうですが、APS-Cならコンパクトに出来そうです。
カメラ側もK-5Ⅱ(またはK-5ⅡS)まで使えると思えば十分。
実際K200Dの1020万画素でも不満無いですし、むしろ現在では貴重なCCD機です。
良い道具なのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿