夕暮れの西日暮里を歩いていた時に、ふと入った酒屋さんで購入しました。
福岡県の旭菊酒造、生酛純米です。
24BYですので一昨年の造りなのですが、個人的に飲んでみたかったお酒です。
そう、生酛のお酒というものを色々と試してみたいと思っているのです。
自分の生い立ちやらなにやらを意識してしまうと、どうしても秋田や東北のお酒に目が向いてしまいます。
全く縁も無い福岡の生酛のお酒というコンセプトで飲んでみたいと思ったわけです。
懐かしい日本酒の味の一つとでも言いましょうか「栗」のを思わせる味、それから追ってくるように感じる酸味。
「綺麗」な方向ではありませんが、印象を残しながらもさらりと切れて行く感じでしょうか。
燗にすると幾分酸味の主張が薄れ、味(旨み)が際立ちます。
しかし酸味が無くなった訳ではなく、酸味が脇役になって味を引き立てるようです。
晩秋の一本には贅沢な経験をさせていただきました。
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