善福寺公園の梅が綺麗です。
こうやって写真も付けて投稿してもニュースにはなりませんね。
最近テレビでも「フェイクニュース」という言葉が聞こえるようになりました。
仮に池上さんが「今は誰もがSNS等を使って情報を発信できる時代になりました。ネットの中にはフェイクニュースに溢れています」なんて言って、出演者が「なるほど」と頷いたりすると、視聴者は「マジかよインターネッツ最低だな」などと思ってしまうはず。
ただ、この「フェイクニュース」という言葉の使い方に違和感が。
確かにネット上には真実ではない情報が山ほど存在します。
それらをフェイクニュースというのかというと、そうではありません。
そもそもニュースって何でしょう。
つい最近、飲食店のアルバイトが動画をアップして炎上しました。
確かに誰もが情報を発信できるようになったのは確かです。
もちろんこれはフェイクでなく事実なのですが、ニュースとも呼びません。
言うなればネタです。
この炎上した事実と飲食店側の会見内容を併せてメディアが報道した場合、初めてここで「ニュース」となります。
先の「梅が綺麗です」と私が発信したのもニュースにはなり得ません。
では私のような一般人ではなく、権威と信用のある方が発信すればニュースと呼べるか?
昔アル・ゴア氏が、ある説を著書という形で発信しましたが、それ自体はニュースとは呼べません。
この著書をメディアが取り上げ、報道して初めてニュースとなります。
とすると、テレビ(メディア)の言うネット上の「フェイクニュース」とは誰が発信しているものなのでしょうか。
もともとフェイクニュースという言葉とは某新聞社がやらかした「KY事件」のような「誤(?)報道」の事を指しています。
「メディアが発信した嘘の情報」以外の嘘の情報はフェイクニュースとは呼ばないのです。
もちろん、敢えてネット上の「嘘の情報」と「フェイクニュース」という言葉を混同させたいという意図があって「フェイクニュース」という言葉を使用しているのしょうけど。
さて、つい最近ハフィントンポストの発したこちらのニュース。
上記のKY事件の時代でしたらいざしらず、さすがに「インターネッツ」の時代。
あっという間に殆どの全貌が明らかになってしまったようです。
最初から「何か変」という疑問は感じましたが。
さすがに中学生二年生が「記者会幹事社が当番で・・・」と業界用語でツィートするっていう設定に無理があるような。
確かに「あんた中学じゃなかった?」と突っ込みたくなりますね。
それ以前に菅官房長官の記者会見に着眼する中学生というのも・・・。
まだ決着は着いていないようですが、仮にそうであるならばこの「ニュース」の最悪な点はもちろん年令を詐称して子供(でなく子ども)の立場を利用したことにもありますが、それ以上に「いじめ」という、いかにも中学生の視点っぽい社会問題を悪用している事。
これは現実に「いじめ」を現在、あるいは過去に体験している方に対しての配慮など全くないどころか、主義主張を通す為ならば弱者の立場を利用するのも厭わない、いや積極的に利用しようという考えが存在する点です。
ハフポスト日本版、そう言えば朝日新聞との合弁だったような。
またKYやっているというか、懲りない、変わるはずがないということのようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿