初めての経験なのですが、通販できのこの「ほだ木」を買ってしまいました。
原木は晩秋頃に伐採し、葉枯らししてからほだ木として使用するため、今の時期にならないと流通しません。
今だから出来る事でもあり、秋の収穫のために今から仕込んでおかなければならないのです。
朝日が僅かに差し込むことがある場所とは言え、ここが定位置と考えています。
直径8cm、長さ90cm程、すでに種駒が打ち込まれたもの。
奥のなめこの種駒が打ち込まれた材は桜です。
手前は椎茸の種駒が打ち込まれた材はナラでしょうか。
ほだ木と種駒を別に購入し、自分で穴を開け打ち込むこともできます。
その場合は電動ドリルと12~13mmの木工用ドリルビットがあると良いようです。
我が家にはそれら両方共そろってはいたのですが、手間を省いて種駒打ち込み済みのを購入しました(最近仕事が忙しいということもあり)。
地面(モルタル)に接している部分には銅のメッシュを穿かせました。
これは流しの排水口用のものです。
今の季節はともかく、キノコ栽培の最大なる天敵はナメクジだそうです。
そして聞くところによると、ナメクジは銅イオンを苦手とするらしい。
だとすれば、この銅メッシュのナメクジ返しを乗り越えてほだ木に登ることは無いでしょう。
この椎茸とナメコの他にもう一つ。
舞茸のほだ木も。
長さ15cm程の木が5本入っていました。
しかも種駒なんてものではなく、既に菌糸が繁殖して原木を覆っている状態。
舞茸の場合は地中に埋めます。
8号の安い菊鉢の底に鹿沼土を少々、くぬぎの腐葉土を少々敷いた上に設置です。
9号にしておけば良かったかも、鉢が少し小さいようですね。
構わずこの空隙を腐葉土で埋めて突き固め。
最後に最上面に稲藁を敷きました。
手入れはさほど必要無いようです。
水やりは必要ですが、これは他の植木とともに毎日できますから問題ないでしょう。
ほだ木は4~5年ほどキノコを発生し、その後は朽ちて土になるとのこと。
確かに我が家のフィット君の後輪の車止めに二本の丸太を使用しているのですが、その一本に勝手にサルノコシカケのようなキノコが発生し、しばらくすると丸太が粉々に。
森や林の中で、倒木やらを土に返す役割をキノコ等の糸状菌が担っているのを目の当たりにしました。
秋になるとキノコが生えるという事で待ち遠しい。
それも菌床栽培でなく原木栽培ですものね。
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