2015/08/23

smc PENTAX-DA 35mmf2.8 Macro Limited

30年以上前に買ったPENTAX LXとsmc PENTAX-A MACRO 50mmf2.8です。


















LXはさすがにフィルムを装填することもなくなりました。
たまにシャッターをきり内部のメカを動かすようにはしています。

このレンズをLXに着けて撮った写真です。
30年以上前、高校生の頃ですね。
フィルムはコダクローム64、EPSONのフラットベッドスキャナーでスキャンしました。






















































大好きだったカメラに、大好きだったレンズだったのですが、このマクロレンズは既に使えません。
使用頻度のわりには外観はそこそこ綺麗です。
しかし絞り羽根と連動レバーの動きが鈍くなってしまいました。
絞り羽根にオイルが滲んでいます。
新宿のペンタックスフォーラムに何年か前に修理を依頼したのですが、修理不可とのことでした。

私は通常の標準レンズ(50mmf1.4等)を持っておらず、このf2.8のマクロレンズが標準レンズでした。
LXのファインダーは明るくて、そしてピント合わせもし易い。
f2.8のレンズを標準レンズとして使えたのは、LXのファインダーの性能のおかげという面もあったと思うのです。

現在使っているK-5ⅡSにもマクロレンズを着けてやることにしました。


















すでに「smc」でなく「HD」コーティングのシリーズにマイナーチェンジしてしまっていますから、一世代前の35mmf2.8 Macroです。
マイナーチェンジは上記のコーティングの他に絞りが円形絞りになった事、外観の緑色のリングが赤に変わった事くらい。
円形絞りはよりボケの美しさを発揮できるとは思いますが、この「smc」でも絞り羽根は9枚です。
LXに着けていた50mmMACROは6枚ですから、個人的には十分なスペックです。

コンパクトに見えるDAレンズですが、こうして並べてみると意外に存在感があります。


















ピントリングのゴムローレットが重要だったAレンズと、オートフォーカスになりアルミ切削のローレットで十分なDAレンズ。
AレンズのゴムローレットはMレンズやPレンズに比べ、明らかに操作し易いデザインでした。

マクロレンズのわりには前玉の位置が浅いです。


















内蔵フードも有り難い。


















マクロレンズはほとんど「物」撮り用です。


















マクロレンズが一本あると、色々な絵が撮れます。


















もし昆虫等をメインに撮影するならば、被写体との距離を稼げる、もっと焦点距離の長いマクロレンズの方が良いでしょう(ピントはかなりシビアになりますが)。

昔(30年程昔前)A☆レンズでsmc PENTAX200mmf4 MACRO EDというレンズがありまして、これはもの凄く欲しかったレンズでした。
既にM200mmf4を持っていましたし、非常に高価なレンズという事もあり諦めました。
実際使ったとしても、近距離のピントは恐ろしく浅かったでしょう。
間違いなく使いこなせなかったはずです。
憧れだったレンズですね。

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