筍を買ってきました。
いや、我が家の近くには竹林も結構残っていますので、そこここに生えているのは見つけられるのです。
そして放置されてグングン伸びて2mくらいになってしまったものなども。
勿体無いとは思いつつも、そこは私有地ですから引っこ抜いてはいけません。
先端をカットします。
糠(ぬか)が無かったので、米の研ぎ汁で煮ることにしました。
およそ一時間程煮ます。
旬の筍は香りが良いですね。
こればかりは自分で煮ないと味わえない。
筍本来の味を楽しみたかったので、出汁で10分ほどさらに煮ただけ。
お酒が飲みたくなります。
2014/04/28
2014/04/27
羽村取水堰
今日は羽村取水堰にやってきました。
言わずと知れた玉川上水の取水口です。
取水側はプール状になっています。
この堰が設置されたのは1654年(承応3年)。
近くの井の頭を流れている上水の水源でもあるのですが、現在井の頭近辺を流れる水は昭島にある多摩川上流水再生センターからの高度二次処理された下水です。
とは言え、その水が井の頭公園駅近くで捕れるカワニナを育んでいるのも事実です。
堰の下、下流側です。
水温は高め、藻が繁殖しています。
滑りやすいですけれども、浅くて安全なので子供達の遊び場になっているようです。
そしてここにも魚道が設置されています。
上流側の端部には格子が設けられていますが、サクラマスのサイズではどうでしょうか?
魚道の形式は先日訪れた二ヶ領上河原堰(にかりょうかみがわらぜき)と同様です。
この魚道以降(堰の下)は秋川漁協の管轄になります。
魚道が設置されたのは2002年。
左の流れが魚道から、右の流れが堰からの流れです。
魚道ではありませんが、自然の流れ込みもあります。
多摩川の場合、岩盤の上の堆積物が多いのでしょう。
地形によって地上にて見える流れになったり、地下の見えない流れになったり。
地下の見えない部分を流れている水量は見当が付きません。
この流れも突如池のように存在し、堰の下に流れ込んでいるものです。
そんな流れにもオイカワらしき魚達が。
水中にカメラを入れて撮影してみました。
今、釣などのお供にしているカメラはPanasonicのDMC-FT4。
防水なので落としても平気ですし、こんな事もできます。
こんな事も楽しいのですが、東京都水道局の施設を紹介するために出歩いているわけではありません。
本来は釣りに来ているだけなのです。
川底に敷き詰められた穴あきブロックの穴部分にヒゲナガカワトビケラのピューパ(蛹)のシャックが大量に。
トビケラの中でも大きな種類、食べ応えありますから魚達にも好評な餌です。
特に川底から羽化の場である水面まで泳いで上昇する蛹、他の陸上の昆虫では考え難い形態です。
ガスを内包した大きな腹部と遊泳に伴いうごめく脚。
そもそもウェットフライのウィングは、このピューパのアブドメン(腹部)なのではないかと思っているのです。
よし、今日もやってやる!
と意気込んだのですが、結果はアブラハヤのみ。
多摩川、優しくないなぁ。
言わずと知れた玉川上水の取水口です。
取水側はプール状になっています。
この堰が設置されたのは1654年(承応3年)。
近くの井の頭を流れている上水の水源でもあるのですが、現在井の頭近辺を流れる水は昭島にある多摩川上流水再生センターからの高度二次処理された下水です。
とは言え、その水が井の頭公園駅近くで捕れるカワニナを育んでいるのも事実です。
堰の下、下流側です。
水温は高め、藻が繁殖しています。
滑りやすいですけれども、浅くて安全なので子供達の遊び場になっているようです。
そしてここにも魚道が設置されています。
上流側の端部には格子が設けられていますが、サクラマスのサイズではどうでしょうか?
魚道の形式は先日訪れた二ヶ領上河原堰(にかりょうかみがわらぜき)と同様です。
この魚道以降(堰の下)は秋川漁協の管轄になります。
魚道が設置されたのは2002年。
左の流れが魚道から、右の流れが堰からの流れです。
魚道ではありませんが、自然の流れ込みもあります。
多摩川の場合、岩盤の上の堆積物が多いのでしょう。
地形によって地上にて見える流れになったり、地下の見えない流れになったり。
地下の見えない部分を流れている水量は見当が付きません。
この流れも突如池のように存在し、堰の下に流れ込んでいるものです。
そんな流れにもオイカワらしき魚達が。
水中にカメラを入れて撮影してみました。
今、釣などのお供にしているカメラはPanasonicのDMC-FT4。
防水なので落としても平気ですし、こんな事もできます。
こんな事も楽しいのですが、東京都水道局の施設を紹介するために出歩いているわけではありません。
本来は釣りに来ているだけなのです。
川底に敷き詰められた穴あきブロックの穴部分にヒゲナガカワトビケラのピューパ(蛹)のシャックが大量に。
トビケラの中でも大きな種類、食べ応えありますから魚達にも好評な餌です。
特に川底から羽化の場である水面まで泳いで上昇する蛹、他の陸上の昆虫では考え難い形態です。
ガスを内包した大きな腹部と遊泳に伴いうごめく脚。
そもそもウェットフライのウィングは、このピューパのアブドメン(腹部)なのではないかと思っているのです。
よし、今日もやってやる!
と意気込んだのですが、結果はアブラハヤのみ。
多摩川、優しくないなぁ。
2014/04/24
多摩川の本流にて
多摩川に行って来ました。
中央高速の稲城ICの見える場所。
今日はここでやってみます。
すぐ上流側は狭い瀬になっています。
このトロ場が、溯上魚が瀬の前で一息つく場所だと見込んだからです。
それにしても、こういった本流でのフライフィッシングは風の影響が大きい。
今日のお供はSCOTTの#8とLLBEANの#4という両極端な2本。
この風の中では#4はちょっと無理、川幅はたいした事ないのですが、SCOTTの硬い竿を振ります。
産卵なのか、巨体の鯉達が岸辺近くでバシャナシャやっています。
本当はマルタが上ってきていないだろうか?との考えだったのですが、見る限りはその気配はありません。
しばらくして#8のSCOTTを少しだけ弓なりにさせる奴が。
鯉をスレで掛けてしまったのかと思いましたが、口にフッキングしている様子です。
ランディングネットも使わず、岸辺に引っ張り上げました。
バスですね。
それも痛々しい感じの。
毛鉤は先日サクラエビのフライの時に作った「マッカーチン・ミニ」です。
多分このバス、この毛鉤を「アメリカザリガニ」として見てくれたはずです。
さてどうしましょう。
バスは釣った場合リリースしてはいけない事になっています。
川原に放り投げておけば、トンビやカラスが食べてくれるのですが。
しかしこの痛々しい魚体と、今迄の癖でバーブレスフックをスルッと抜いてリリースしてしまいました。
我ながら甘いなぁ。
風のせいでキャスティングが上手くいかず(という事にしておく)、竿を畳んで移動しました。
少しバイクで下流の方に向かい、二ヶ領上河原堰(にかりょうかみがわらぜき)へ。
宿河原堰より上流、主に川崎市への水の供給を行うための堰です。
上流側、水深はそれほどないのでしょうけれども広大なプールとなっています。
この堰も東京都側に魚道が。
各々の段でプール状になっており、溯上魚が休みながら次の滝に挑めるようにしてあります。
マルタも入っていないかな?覗いてみると、やはり鯉だけでした。
堰堤の下流側に周ってみます。
魚道への道はオープンなのに対して、滝側への道はコンクリートブロックでガードしてあります。
もちろん「こちら側に上ってくるな」という事でしょう。
それでも夕方、滝の下ではサギ達が獲物を狙っています。
先程のコンクリートブロックを抜けて上る小魚達が、ここで立往生しているのかもしれません。
今年も六月頃になると、先の魚道を沢山の鮎たちが上ってゆくかもしれません。
こちらの滝側に来てしまい、力尽きてしまう鮎もいるはずです。
しかしそれはそれで、このサギ達のような、それを待っている生物達も存在するわけです。
中央高速の稲城ICの見える場所。
今日はここでやってみます。
すぐ上流側は狭い瀬になっています。
このトロ場が、溯上魚が瀬の前で一息つく場所だと見込んだからです。
それにしても、こういった本流でのフライフィッシングは風の影響が大きい。
今日のお供はSCOTTの#8とLLBEANの#4という両極端な2本。
この風の中では#4はちょっと無理、川幅はたいした事ないのですが、SCOTTの硬い竿を振ります。
産卵なのか、巨体の鯉達が岸辺近くでバシャナシャやっています。
本当はマルタが上ってきていないだろうか?との考えだったのですが、見る限りはその気配はありません。
しばらくして#8のSCOTTを少しだけ弓なりにさせる奴が。
鯉をスレで掛けてしまったのかと思いましたが、口にフッキングしている様子です。
ランディングネットも使わず、岸辺に引っ張り上げました。
バスですね。
それも痛々しい感じの。
毛鉤は先日サクラエビのフライの時に作った「マッカーチン・ミニ」です。
多分このバス、この毛鉤を「アメリカザリガニ」として見てくれたはずです。
さてどうしましょう。
バスは釣った場合リリースしてはいけない事になっています。
川原に放り投げておけば、トンビやカラスが食べてくれるのですが。
しかしこの痛々しい魚体と、今迄の癖でバーブレスフックをスルッと抜いてリリースしてしまいました。
我ながら甘いなぁ。
風のせいでキャスティングが上手くいかず(という事にしておく)、竿を畳んで移動しました。
少しバイクで下流の方に向かい、二ヶ領上河原堰(にかりょうかみがわらぜき)へ。
宿河原堰より上流、主に川崎市への水の供給を行うための堰です。
上流側、水深はそれほどないのでしょうけれども広大なプールとなっています。
この堰も東京都側に魚道が。
各々の段でプール状になっており、溯上魚が休みながら次の滝に挑めるようにしてあります。
マルタも入っていないかな?覗いてみると、やはり鯉だけでした。
堰堤の下流側に周ってみます。
魚道への道はオープンなのに対して、滝側への道はコンクリートブロックでガードしてあります。
もちろん「こちら側に上ってくるな」という事でしょう。
それでも夕方、滝の下ではサギ達が獲物を狙っています。
先程のコンクリートブロックを抜けて上る小魚達が、ここで立往生しているのかもしれません。
今年も六月頃になると、先の魚道を沢山の鮎たちが上ってゆくかもしれません。
こちらの滝側に来てしまい、力尽きてしまう鮎もいるはずです。
しかしそれはそれで、このサギ達のような、それを待っている生物達も存在するわけです。
2014/04/19
善福寺川のカゲロウ
今日も善福寺川をお散歩です。
暖かくなって、ザリガニが動き回っているらしく、その捕食された状況も目立ちます。
珍しいのは原型を留めていて中身だけ食べられているもの。
乾燥してアスタキサンチンの赤い色素が目立ちます。
水中を歩いているのを見つけました。
やはり目立ちますからね。
一時は「大繁殖」などと言われたアメリカザリガニです。
しかし魚と比較して運動性能に劣ること、そしてこの目立つ色。
鳥達の格好の餌になっているようです。
川面を見ていると、ライズリングが。
オイカワが何かを食べているようです。
ふと護岸の上に設置してある鉄の手摺を見てみると。
蜘蛛の巣に虫達が沢山掛かっているではないですか。
ユスリカは当然として、カゲロウ(メイフライ)も結構掛かっています。
蜘蛛達も食料がある場所を判っていらっしゃる。
これはフタバコカゲロウのメスの亜成虫(ダン)でしょうか。
そしてこちらは色が違いますが、同じフタバコカゲロウの成虫(アダルト)のオスのようです。
オスとメスでは複眼の大きさの違いが顕著です。
生きているのも見つけました。
これは亜成虫のオスですね。
そしてこれも亜成虫、メスのようです。
あまり気にしていなかったのですが、よくよく見てみると川面から羽化するカゲロウがたくさん確認できます。
先程のオイカワ達はユスリカはもちろん、少し大きめのカゲロウをも捕食しているのでしょう。
注意して見ているとカゲロウのみならずトビケラ(カディス/セッジ)も居ますね。
トビケラの仲間も非常に多く確かではありませんが、ウルマーシマトビケラのように見受けられます。
こんな護岸された善福寺川でも里川のように水棲昆虫が居るようです。
夕方になるとツバメも水面近くを滑空しています。
これらの昆虫の羽化した瞬間を狙っているのでしょう。
またセキレイはもちろん、ムクドリやハトも水辺の泥をしきりについばんでいます。
まさに昆虫達が羽化するなどの活動が活発になっているという事でしょう。
岸辺にハトがいます。
何か落ち着きがない様子。
どうやら護岸の排水穴(写真中央の上)の巣からヒナ鳥が落ちてしまったようです。
そしてヒナ鳥は既に食べられている模様。
それでも親鳥達がなんとかしようと思っているのでしょうか。
やはりカラスのようです。
親鳥達がなんとか抵抗しようとはしていますが適うわけがありません。
カラスが親鳥達を追い払い、ヒナ鳥を食べています。
善福寺川、こんな醜いコンクリート護岸の川ではありますが、目を凝らしてみると様々な生物達の営みを観察できる川でもあるのです。
四大文明を育んだ川があります。
海水で生息できる生物もいますが、殆どの生物が淡水を必要としている。
川の畔には生物達が集まります。
大きなキャパを持った川は人という生物の営みさえ育んでくれるようです。
一方、このちっぽけで人の立入りを禁止している善福寺川でも、ちっぽけな生物達の文明を育む程度のキャパがあるようです。
この川のキャパをちっぽけにしたのは人間の所業だとは思いますが。
暖かくなって、ザリガニが動き回っているらしく、その捕食された状況も目立ちます。
珍しいのは原型を留めていて中身だけ食べられているもの。
乾燥してアスタキサンチンの赤い色素が目立ちます。
水中を歩いているのを見つけました。
やはり目立ちますからね。
一時は「大繁殖」などと言われたアメリカザリガニです。
しかし魚と比較して運動性能に劣ること、そしてこの目立つ色。
鳥達の格好の餌になっているようです。
川面を見ていると、ライズリングが。
オイカワが何かを食べているようです。
ふと護岸の上に設置してある鉄の手摺を見てみると。
蜘蛛の巣に虫達が沢山掛かっているではないですか。
ユスリカは当然として、カゲロウ(メイフライ)も結構掛かっています。
蜘蛛達も食料がある場所を判っていらっしゃる。
これはフタバコカゲロウのメスの亜成虫(ダン)でしょうか。
そしてこちらは色が違いますが、同じフタバコカゲロウの成虫(アダルト)のオスのようです。
オスとメスでは複眼の大きさの違いが顕著です。
生きているのも見つけました。
これは亜成虫のオスですね。
そしてこれも亜成虫、メスのようです。
あまり気にしていなかったのですが、よくよく見てみると川面から羽化するカゲロウがたくさん確認できます。
先程のオイカワ達はユスリカはもちろん、少し大きめのカゲロウをも捕食しているのでしょう。
注意して見ているとカゲロウのみならずトビケラ(カディス/セッジ)も居ますね。
トビケラの仲間も非常に多く確かではありませんが、ウルマーシマトビケラのように見受けられます。
こんな護岸された善福寺川でも里川のように水棲昆虫が居るようです。
夕方になるとツバメも水面近くを滑空しています。
これらの昆虫の羽化した瞬間を狙っているのでしょう。
またセキレイはもちろん、ムクドリやハトも水辺の泥をしきりについばんでいます。
まさに昆虫達が羽化するなどの活動が活発になっているという事でしょう。
岸辺にハトがいます。
何か落ち着きがない様子。
どうやら護岸の排水穴(写真中央の上)の巣からヒナ鳥が落ちてしまったようです。
そしてヒナ鳥は既に食べられている模様。
それでも親鳥達がなんとかしようと思っているのでしょうか。
やはりカラスのようです。
親鳥達がなんとか抵抗しようとはしていますが適うわけがありません。
カラスが親鳥達を追い払い、ヒナ鳥を食べています。
善福寺川、こんな醜いコンクリート護岸の川ではありますが、目を凝らしてみると様々な生物達の営みを観察できる川でもあるのです。
四大文明を育んだ川があります。
海水で生息できる生物もいますが、殆どの生物が淡水を必要としている。
川の畔には生物達が集まります。
大きなキャパを持った川は人という生物の営みさえ育んでくれるようです。
一方、このちっぽけで人の立入りを禁止している善福寺川でも、ちっぽけな生物達の文明を育む程度のキャパがあるようです。
この川のキャパをちっぽけにしたのは人間の所業だとは思いますが。
2014/04/12
サクラエビのフライ
桜の花はそろそろ終わりですね。
これは残念なことなのですが、一方で駿河湾などではサクラエビの季節ではないでしょうか。
ですがサクラエビを使った料理の話ではありません。
餌木フライやエビフライの投稿でもある通り、海老の毛鉤に凝っています。
これは海に降りたマスは甲殻類を中心に食べているはず、そしてそれはマス達のDNAに刻まれている事であり否定したくても出来ないことであろう!という思い込みに起因しています。
そこで日本(関東)近海で捕れるサクラエビという事になったわけです。
しかも山ほど在庫のあるTMC947BLのフックを有効利用することができるのです。
元々はモンカゲロウのニンフを巻くためにせっせと購入したこのフック、餌木ではないですがシャンク部分が海老反りしています。
これは小さな海老を作るのにはベストではないでしょうか。
サクラエビ(Sakura Ebi)
Hook : TMC947BL #10
Tail : Mallard Duck
Rear Body : Red seal's fur & Orange Hare's mask ribbed with gold wire
Throat : Silver pheasant
Wing : Pink calf tail & Cock hackle ( white barred Variant )
Front Body : Red & white Hare's mask & wings ribbed with copper wire
パラシュートのインジケーターに使っていたピンクのカーフテールをアンダーウィングに。
その上から白(バリアント)のコックハックルを被せてシェルの様にしてみました。
それらのウィングがボディにもつながり被さるのですが、ここはカパーワイヤで固定し体節を表現します。
最後に、アイの部分でウィップフィニッシュした後にこれらのウィング材をカットします。
スレッドによって少し上に持ち上げ、丁度エルクヘアカディスのヘッドのようにします。
フィンを表現すると供に、アイにティペットを通し易くする為です。
干しサクラエビがありましたので比較です。
カーフテールがオレンジ系の方が良かったでしょうか。
バリエーションとして大好きなザリガニ(マッカチン)も作ってみました。
フックのサイズを#10から#8へと大きくしますが、ザリガニとしては「ミニ」でしょう。
マッカーチン・ミニ(McCartin Mini)
Hook : TMC947BL #8
Tail : Fox orange & Gold pheasant tippets red
Rear Body : Yellow & Orange Hare's mask ribbed with gold wire
Throat : Spey cock / orange
Wing : Squirrel tail (blue) , Gold pheasant tippets (red) & Guinea fowl (blue)
Front Body : white Hare's mask & wings ribbed with copper wire
マッカーチンとは言っていますが、今回は青のシェルにしてみました。
写真ではライティングの影響か、青が目立つようですが実際には青黒く見えます。
北海道の摩周湖にいるウチダザリガニとしても行けそうです。
どちらもフロントボディにウェイトを巻き込みました。
沈下速度が速い方が良い気がします。
製作は比較的に簡単な毛鉤です。
「海老で鯛を釣る」ではありませんが、釣果を期待しましょう。
これは残念なことなのですが、一方で駿河湾などではサクラエビの季節ではないでしょうか。
ですがサクラエビを使った料理の話ではありません。
餌木フライやエビフライの投稿でもある通り、海老の毛鉤に凝っています。
これは海に降りたマスは甲殻類を中心に食べているはず、そしてそれはマス達のDNAに刻まれている事であり否定したくても出来ないことであろう!という思い込みに起因しています。
そこで日本(関東)近海で捕れるサクラエビという事になったわけです。
しかも山ほど在庫のあるTMC947BLのフックを有効利用することができるのです。
元々はモンカゲロウのニンフを巻くためにせっせと購入したこのフック、餌木ではないですがシャンク部分が海老反りしています。
これは小さな海老を作るのにはベストではないでしょうか。
サクラエビ(Sakura Ebi)
Hook : TMC947BL #10
Tail : Mallard Duck
Rear Body : Red seal's fur & Orange Hare's mask ribbed with gold wire
Throat : Silver pheasant
Wing : Pink calf tail & Cock hackle ( white barred Variant )
Front Body : Red & white Hare's mask & wings ribbed with copper wire
パラシュートのインジケーターに使っていたピンクのカーフテールをアンダーウィングに。
その上から白(バリアント)のコックハックルを被せてシェルの様にしてみました。
それらのウィングがボディにもつながり被さるのですが、ここはカパーワイヤで固定し体節を表現します。
最後に、アイの部分でウィップフィニッシュした後にこれらのウィング材をカットします。
スレッドによって少し上に持ち上げ、丁度エルクヘアカディスのヘッドのようにします。
フィンを表現すると供に、アイにティペットを通し易くする為です。
干しサクラエビがありましたので比較です。
カーフテールがオレンジ系の方が良かったでしょうか。
バリエーションとして大好きなザリガニ(マッカチン)も作ってみました。
フックのサイズを#10から#8へと大きくしますが、ザリガニとしては「ミニ」でしょう。
マッカーチン・ミニ(McCartin Mini)
Hook : TMC947BL #8
Tail : Fox orange & Gold pheasant tippets red
Rear Body : Yellow & Orange Hare's mask ribbed with gold wire
Throat : Spey cock / orange
Wing : Squirrel tail (blue) , Gold pheasant tippets (red) & Guinea fowl (blue)
Front Body : white Hare's mask & wings ribbed with copper wire
マッカーチンとは言っていますが、今回は青のシェルにしてみました。
写真ではライティングの影響か、青が目立つようですが実際には青黒く見えます。
北海道の摩周湖にいるウチダザリガニとしても行けそうです。
どちらもフロントボディにウェイトを巻き込みました。
沈下速度が速い方が良い気がします。
製作は比較的に簡単な毛鉤です。
「海老で鯛を釣る」ではありませんが、釣果を期待しましょう。
2014/04/05
ドライフライ
渓流も解禁になったことですし、久しぶりにドライフライも巻きなおしましょうか。
昔巻いた#18等のフライは老眼にはきついのです。
#12のTMC100SPBLのフックでソラックスを幾つか巻きました。
沢を釣り上がるときに多用したフライです。
遥か昔から在庫しているフックTMC400T、スイミングニンフ用なのですが使わないでしょうね。
ワイヤは細いのでそこそこ軽量です。

何か作れないか?と考え、イマージング(羽化)状態のメイフライ(カゲロウ)を作ってみました。
フックをキールスタイルにし、パラシュートの下にグースバイオットのシャック(脱殻)がぶら下がっているような形です。
バランス良く着水するかは試してみないと判りませんが、重心は悪くなさそう。
昔はリアルさこそがフライの命と考えていました。
こういった形態模写や状態模写を実際のタイイングに反映させたものです。
最近はとんとやらなくなりましたが、いろいろ考えると楽しい事は間違いありません。
けれどもこれが、現場での「迷い」を増やしているという事も間違いありません。
昔巻いた#18等のフライは老眼にはきついのです。
#12のTMC100SPBLのフックでソラックスを幾つか巻きました。
沢を釣り上がるときに多用したフライです。
遥か昔から在庫しているフックTMC400T、スイミングニンフ用なのですが使わないでしょうね。
ワイヤは細いのでそこそこ軽量です。

何か作れないか?と考え、イマージング(羽化)状態のメイフライ(カゲロウ)を作ってみました。
フックをキールスタイルにし、パラシュートの下にグースバイオットのシャック(脱殻)がぶら下がっているような形です。
バランス良く着水するかは試してみないと判りませんが、重心は悪くなさそう。
昔はリアルさこそがフライの命と考えていました。
こういった形態模写や状態模写を実際のタイイングに反映させたものです。
最近はとんとやらなくなりましたが、いろいろ考えると楽しい事は間違いありません。
けれどもこれが、現場での「迷い」を増やしているという事も間違いありません。
2014/04/01
明鏡止水 垂氷(たるひ)
春休みということもあって、昨日から一泊で今シーズン最後のスキーに行ってきました。
軽井沢です。
一昨年のスノーボードブーツ崩壊事件以来ですから二年ぶり。
今回はレンタルスキー、というより、今後は道具は借りれば十分な気がします。
子供達は釣りよりもスキーの方が楽しいらしい。
次男にボーゲンから教えつつ、私自身も「綺麗な滑り」を意識して練習して参りました。
それにしても上信越道の開通依頼、軽井沢に行くのは便利になりました。
佐久までが開通したのが90年代はじめ頃でしたでしょうか。
今頃のシーズンですと、こちらの方にも釣りに来たものです。
という気分もあって、佐久のお酒を買ってみました。
大澤酒造の「明鏡止水 垂氷」です。
酒米(掛米)は山田錦、精米歩合65%です。
今の季節ですと常温が多くなるとは言え、まだまだ燗にしたい日もあります。
裏のラベルの「幅広い温度帯で美味しく・・・」という記載に期待するところです。
酸度が1.7というのも良さそう。
これは期待通りでした。
呑み方(温度)を選ばず、旨みとキレがちょうど良い。
春先に合うお酒とも言えましょう。
軽井沢です。
一昨年のスノーボードブーツ崩壊事件以来ですから二年ぶり。
今回はレンタルスキー、というより、今後は道具は借りれば十分な気がします。
子供達は釣りよりもスキーの方が楽しいらしい。
次男にボーゲンから教えつつ、私自身も「綺麗な滑り」を意識して練習して参りました。
それにしても上信越道の開通依頼、軽井沢に行くのは便利になりました。
佐久までが開通したのが90年代はじめ頃でしたでしょうか。
今頃のシーズンですと、こちらの方にも釣りに来たものです。
という気分もあって、佐久のお酒を買ってみました。
大澤酒造の「明鏡止水 垂氷」です。
酒米(掛米)は山田錦、精米歩合65%です。
今の季節ですと常温が多くなるとは言え、まだまだ燗にしたい日もあります。
裏のラベルの「幅広い温度帯で美味しく・・・」という記載に期待するところです。
酸度が1.7というのも良さそう。
これは期待通りでした。
呑み方(温度)を選ばず、旨みとキレがちょうど良い。
春先に合うお酒とも言えましょう。
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