2016/07/11

夏の酒 その4

今日も良いお酒を買えました。


























左は泉橋酒造の夏ヤゴブルー。
夏ヤゴは二種類ありますが、このブルーは山田錦、ピンクは雄町と酒米が異なります。


























「スイスイ飲める」とは言うものの、アルコール度数は18%ですし、味も濃いのです。
山田錦らしからぬ濃さとも思えます。
しかしキレ味がありますので冷やして飲むと確かに爽快です。
濃いお酒ですのでロックにすると良いと思うのです。

もう一本は新政のラピスラズリ(瑠璃)です。


























酒米は美山錦、麹米は40%、掛米は50%と磨いていますので純米大吟醸というラベルが貼られても良いお酒です。
しかし新政さんはその磨き具合で上下を作る、その表記を止めましたね。
「当蔵の方針」にありますように全量生酛純米造り、そして新政酒造が産んだ六号酵母による造りです。

この生酛造りは近年多くの蔵が挑戦しています。
手間と労力がかかる造りではありますが、酛に酵母が加わるまでの長い時間に凄いドラマがあるのかもしれません。
様々な生酛造りのお酒を飲むとバラエティーに富んだお酒にめぐり合えます。
酵母が加わる前の「糖化(米のデンプンを麹菌の酵素により糖に変える)」という過程での乳酸菌の繁殖が大きいのか、酸味のあるお酒が多いように感じます。

そしてこの新政の瑠璃、酸味が綺麗に入ってきます。
酸味だけではなく色々な味があるのですが、それが全て水に溶け合っている感じとでもいいましょうか。
ザラつきが無く、すべてが水と一体になっているような。

やりますね。

2016/07/10

夏の酒 その3

大手町での仕事の際に東京駅グランスタのはせがわ酒店で買ってきました。


















左は山形の長沼合名会社「惣邑(そうむら)純米吟醸」です。


























微かに吟醸香が香ってきます。
酸味もあるのですが、甘味というよりは旨みが広がります。
この羽州誉(うしゅうほまれ)という酒米、調べて見ると十四代の高木酒造さんが開発したものだとのこと。
一般的な吟醸酒としては重いと思われる方が多いかもしれませんが、酒としての底力を感じます。

そして右は福島の宮泉名醸の「冩樂(しゃらく)純愛仕込 純米酒」。


























これまた濃厚な酒です。
濃厚とは言っても冬酒とのそれとは異なる、酸味とフルーツ的な甘味が凄い。
少しキャラメル的な風味も。
これぐらいのお酒ですとロックでも美味しいですね(邪道だとは思いますが)。

ここ最近、こういったフルボディ(?)な日本酒が増えてきている気がします。
なにか時代が変わったなぁと思ってしまいました。
私としてはこの変化を良い意味での日本酒の行く先と思っています。

それと今晩はエビスビールのセブン&アイ限定品「#126」を用意しています。


























ちょっとアルコール度数が高めらしいですが、とにかく飲んでみないと判りません。
選挙結果でも見ながら楽しい夜にしましょう。

2016/07/06

独り やまちゃん

中目黒での打合せが終わり既に午後八時を過ぎた頃、夕飯を食べるために新宿に帰ってきました。
小田急ハルクの地下で割引シールの貼られた寿司を購入し、丸ノ内線で御苑に向かいます。
今日はここ「やまちゃん」で夕飯です。


























本日のお酒メニュー。








































二勺半の猪口で一杯だけ飲めるお酒は新政の亜麻猫スパークリングに。
ビール代わりには勿体無いお酒ですが。




















既に八時半を過ぎていますので、残り時間が一時間ちょっと。
急いで飲み始めます。

まずは水戸部酒造「山形正宗 純米吟醸雄町」。


























続いて愛知の山崎合資会社「奥 夏かすみ吟醸」。


























そして高知の亀泉酒造「亀泉 純米吟醸生山田錦」。


どんどん行きます。
秋田の山本合名会社「山本 紅苺」。


























そして岩手の赤武酒造「赤武 純米夏霞」。


























岐阜県の杉原酒造「射美 吟醸酒槽場無濾過生原酒」。


























また山本ですが「山本 純米吟醸ドキドキ夏生」


























神奈川の大矢孝酒造「残草蓬莱(ざるそうほうらい) 純吟 Queeen」、アルコール度数が12%というワイン並みの軽さです。


























先日にほんしゅほたるでも飲みましたが、東村山の豊島屋酒造「屋守(おくのかみ)純米無調整中取り」。


























和歌山の平和酒造「紀土 純米大吟醸山田錦」。


























栃木県那須の菊の里酒造「大那(だいな)特別純米 夏の酒蛍」


























能登の御祖酒造「遊穂のあか 山おろし純米吟醸 無濾過生原酒」、つまり生酛ですね。


























もう間もなく時間です。
するとやまちゃん、10分延長とのこと。
最後は愛媛の石鎚酒造「石鎚 純米 土用酒」。


短い時間でしたが楽しい夜になりました。

2016/06/26

夏の酒 その2

三ツ矢酒店にマイオ君とお酒を買いに行きました。

本日はこの二本、もちろん四合瓶です。


























左の青森の西田酒造店の「田酒 純米吟醸白」。


こちらに書いてあるとおり白麹を使用しているらしい。
白麹といえば普通は焼酎に使用するもの。
けれでも最近はこの白麹を日本酒に取り入れている蔵が出てきているようです。


























この押してくるけれども綺麗な酸味が白麹由来なのでしょうか。
甘味と酸味のバランスがとても良い感じです。

試しに燗にしてみましたが、この酸味は燗に向かないものでした。
甘さと苦さが立ってしまいます。
冷酒で飲んでもらいたいと作った酒でしょうから当然でしょう。

さてもう一本はこれも青森の鳩正宗「鳩正宗 夏純」です。
夏らしいクリアボトル。


























青森県産の華吹雪という酒米。
こちらもまた別の酸味があって夏酒らしい。
しかし先の田酒ほどの酸味ではありません。
酸味と同時に甘味が来る感じ、ちょっとピリッとしながらキレて行きます。

こちらも一応燗にしてみました。
やはり酸味が駄目になり少しベタっとした感じになってしまいます。
ただ味の部分は思ったほど悪くなりません。
とは言うものの、燗にするべき酒ではないですね。

実はこれとは別に秋田酒類製造の高清水の純米大吟醸を用意していました。
香りもそこそこありすっきりとしていて上品です。
少し甘めかなとは思いますが。
ある意味クラシックな吟醸酒という感じ。
値段も安いのが嬉しい。

それと比べると、上記二本はやはり個性が出ています。
その個性が「これからの日本酒」になるのかどうかは判りませんが、面白くなってくるような気がしました。

2016/06/12

夏の酒

暑い夜に楽しむ為のお酒を集めてきました。
左の二本は近所の三ツ矢酒店にて、右の二本は東京駅グランスタ内のはせがわ酒店にて。


















冷蔵庫に冷やしておく事を前提としているので、全て四合瓶です。
それでも四本もとなるとひんしゅくを買うのでしょうが、買ってしまったものは仕方がありません。

岩手の「赤武」純米酒です。


今回の四本の中で、この一本は特に夏向け商品ではないものの果実的な風味もあり、冷やしても美味しいお酒です。
しかしこおのお酒だけは燗で試しましたが、かなり良いですね。
「浜娘」は何度か飲んだことがあるのですが、この赤武は初めて。
調べたら2014年から始めた銘柄だとのこと。

続いては天山酒造、七田の「夏純」。


苺のような僅かに酸味のある甘さ、そしてアルコール度数が14度ということもあるのでしょうか、ジュースのようにゴクゴクと飲めちゃいます。
爽やかです。

そして秋田、日の丸醸造のまんさくの花「爽々酒」。


裏に書いてある通り、微炭酸で爽やかです。
僅かにオレンジのような柑橘系の味がこれまた良い。
ひとつ難点が。
冷蔵庫の中で栓が数回外れていました。
出し入れの際にぶつかってなのか、炭酸によるものなのかは不明です。
とりあえず別のお酒のきつめの栓に取替えて冷蔵庫に入れる事で解決しました。

最後は新潟、大洋酒造の「無想」純米吟醸原酒。


























まずものすごくメロン。
甘味(酒の甘辛の甘いでなく)と酸味。
それからなんだろう、わずかな苦味というか渋み。
まとわりついてくるのかと思うと意外ときれたりもして。
とにかくてんこ盛りなんです。
正直日本酒ではなく、ウイスキーを飲むモードになりました。
肴いらない、というか合う肴が思いつかない。
アルコール度数は17度と高めです。
そこで加水してみました(水道水で)のですが、これが意外と良かった。
確かに味は薄まるのですが元々濃い味ですし、酸味は逆に出てくる感じがします。
水割りですね。

色々飲んでみると面白いですね。
元々は「自分の一本」を見つけるために色々なお酒を探し始めたのです。
しかし最近、この一本を見つける事は不可能なんじゃないかと思うようになったのです。
これって蔵元が毎年同じお酒を作るはずだ、という勝手な思いがあってのこと。
実際には同じ銘柄でも毎年僅かに味が変わってくるのは当然のこと。
さらに蔵元も「つくり続ける」ことより「より美味しい酒を作り出す」方向に向いている現代です。
自分の一本を探すことは忘れて、毎回新たな作品を味わって楽しんだ方が楽しそうです。

2016/06/11

にほんしゅほたるにて

土曜日の夕方、神田のにほんしゅほたるに来ました。
いろいろなお酒が飲みたいなぁと考えたとき、ほたるには60mlのグラスがあった事を思い出したのです。
呑み比べできます。

神田にあって、しかも土曜日というのに殆ど満席。
幸運なことに丁度カウンターが一席空いていました。

まずは長野県、佐久の芙蓉酒造の「よよいの酔」
一杯目だったのでビールのように一気飲みしてしまいました。


























木屋正酒造、而今の特別純米。




























続いて東村山の豊島屋酒造の「屋守(おくのかみ)」純米。
自宅近く、西荻窪の善知鳥(うとう)さんで飲んでから気に入っているお酒です。


























裏のラベルのヤモリ(屋守と書きますもんね)が可愛い。


























60mlグラスで頼んでいたのですが、一杯づつ頼むのが面倒になりました。
一気に3種類お願いすることに。

左は近江の美富久酒造、山廃純米夏のにごり酒。
中央は山口県の八百新酒造、雁木の夏辛口純米。
右は成田の鍋店(なべだな)、不動の夏吟醸無濾過生。




















申し訳ないことに、お通しの煮物とポテサラしか頼まずにお酒だけ二合いただいてしまいました。
そう考えると、こんな使い方もできる便利なお店です。

2016/05/21

惣誉と久礼

新宿の伊勢丹の日本酒売り場で買ってきました。

惣誉の特別純米。


























生酛です。
非常にまとまっていて、とくに燗は抜群です。


















もう一本はこちら、高知の久礼。
以前に四合瓶で買ってきたときにご紹介しました。












































こちらはもう一度飲んでみたくなったので。

こうやって備忘録としてブログに書いているはずなのですが、お酒の味や印象って忘れてしまうのです。