先日「イエローサリーアメリカン」を巻いた際、初めてシルクフロスをボビンホルダーに装填してみたのですが、作業が快適になりました。
ティンセルもボビンホルダーを使えれば良いのですが、細いオーバルやラウンドなら可能だとしても、フラットは無理。
ボビンホルダーのチューブに入りません。
上手い方法は無いかと思案しておりましたが、辿り着いたのがこちらです。
奥にちらりと写っていますが、ビニールホースをカブセました。
これまでは100均で売っている髪の毛用のゴムを使っていたのですが、それでもビヨーンと解けてしまったり。
しかしどうもしっくり行かない事、特にビニアードの細いボビンは厄介です(巻き癖も酷い)。
ラガータン用には内径18mm、外径21mmのホースを。
ビニアード用(現在はボビンのサイズが変わっているらしい)には内径12mm、外径14mmのホースを使いました。
共に透明の塩ビ製。
東急ハンズで購入しましたが、Φ21は¥394/m、Φ14は¥157/mです。
見ての通り製作は超簡単。
ボビンの長さより少し長めにホースを鋏で輪切りにカットします。
切ったホースに縦に切れ目をいれます。
切れ目で開いて定規で押さえ付けながら、鋏での汚い切り口をカッターで切ります。
このとき長さをボビンの長さに合わせるのですが、ラガータンは22mm、ヴィニアードは19mmとしました。
切れ目からティンセルの端を出しますが、この端を引いてもティンセルは出てきません。
塩ビ製のホースの内面が滑りにくいためなのですが、このおかげでボビンホルダーを使わなくてもボビンのままタイイング出来そうです。
ホースも残っていますし、全てのティンセルに取り付けてみましょうかね。