2015/01/25

RIZLAのローリングマシン

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最近リズラ(RIZLA;ベルギー)のローリングマシンの入手が困難です。
恐らく最大手であり手巻き煙草を扱っている煙草屋ならばどこでも入手できたものです。
私もこれまでずっと愛用していたローリングマシンです。

先日横須賀の煙草屋で購入しようと思いましたら、RIZLA製なのですがプラスチックフレームのローリングマシンを出されました。
それはお断りし、他のを探します。

そこで買ったのは「GIZEH」のローリングマシン。
ドイツのメーカーのようです。

















上蓋を被せつつ装填する方法で、機構的には「巻きやすく」を考えた構造です。
いただけない点は、ベルトが不織布のような素材であるため葉が纏わりつきやすい。
しかしその他の物よりマシだったのでしばらく使っていました。

他にも色々試しています。
これは「OCB」のローリングマシン。

















OCBはフランスのメーカーだったと思います。
ZIGZAGと共に、巻き紙では有名なメーカー。
このローリングマシン、フレームがアルミダイキャスト、ベルトがブラックですのでシックです。
けれども使い難い。
この板厚の厚い(ダイキャストですから)に埋もれたピン(ロールの軸)を指で操作できないことが大きい。
これは購入したことはありませんが、プラスチックフレームのローリングマシンにも言える欠点です。
ベルトの素材はPVCでしょう。
RIZLA程柔軟ではないですが、煙草葉を巻き込まないで済むことは評価できます。

他にもあります。
これはスペインの「Smoking」のもの


















機構的にはドイツの「GIZEH」と同様です。
ステンレスのプレスフレームは好みです。
しかし開閉蓋を開くと「完全開き」となってしまう所がGIZEHとの違い。
GIZHEは葉を装填し易い開き具合で蓋が半開きとなりストップしますが。こいつはストッパーが無く全開。
よっこらさと蓋を起こす事もできますが、今ひとつ考えられておりません。

しかし今日は銀座の煙草屋でRIZLAのローリングマシンを手に入れることができました。


















何の変哲も無いローリングマシンなのですが、私にとってはこの道具が完璧です。
この薄いステンレスのプレスフレームだからこそローラーの軸の鋲が飛び出しており、それが操作に上手いこと寄与するのです。

そんなに使い易いのならば、ずっと使い続ければいいじゃない、と思うでしょう。
そうしたいのはヤマヤマなのですが、出来ない理由があります。
RIZLAのベルトは煙草葉の絡みつきや静電気による付着も少なく最も使い易い。
しかしこのベルト(恐らくPVC)が一年しか持たないのです。
どんなに大事に使っても一年程で溶着部分が切れてきます。
ステンレスフレームは全く頑丈なので勿体無いとは思いつつも、おさらばしなくてはなりません。
正直、ベルトのみ交換できるようになって欲しいと思っています。

ともあれ、使い易いローリングマシンだと快適です。
銀座の煙草屋では巻き紙も購入しました。
本当は平:MAKIMASAの紙が私の中ではベストなのですが、売っている店が限られているのが不便なところ。
今日は先述のOCBの紙を買いました。


















フランス語はわからないのですが、「CHANVRE」は麻(亜麻)、「BIO」はオーガニックとか有機という事でしょう。
私も度々使用するスペインの「PUREHEMP Unbleached」と同様な紙だと思います。
実際、中には「non-blanchi」と書かれていますので、無漂白という事らしい。

銀座の煙草屋ではおまけで紙を貰いました。


















もしかしたら良い紙かもしれませんし、試してみる価値はると思い頂いてきましたが、やはり駄目でした。
紙がどんどん煙草葉を勝手に燃やして行きますし、葉の味も煙とともに消して行きます。
やはり巻き紙は亜麻(もしくは平MAKIMASAで出している「麻紙」)に限る。

今日買ってきたOCBの亜麻紙でPepe Rich Green(ペペ・リッチグリーン)を巻いてみました。

















平MAKIMASAのような薄さはなく、亜麻だとしても紙の味は確かに出ます。
及第点かな。

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