昨年のタイの洪水の影響で様々な工業製品に影響が生じています。
PC用のHDDに関しても、「Western Digital」と「Seagate Technology」が共に生産工場がタイ国内であったため品薄および高騰状況です。
そんな中、PC(IBM 9229LPJ)のHDD換装に踏み切りました。
先日、Adobe Premiereでの動画取り込みやエンコードを行った際、やはり内蔵160GBでは少々心許ないと思ったのです。
外付USB2.0接続のHDDに保管するのですが、一時置き場所としても内蔵HDDに容量があると便利です。
それに加えて私の使用しているPCは古いタイプですから、今後いつでもHDDを交換できる時代が続くとは思えません。
相場が高騰しているのは承知で買ってきました。
HITACHIの500GB、SATA2です。
SATA3はPCが対応していないので無駄です。
PCIスロットカバーを1枚外し、延長電源ケーブルとSATAケーブルを外部に引き出しました。
外置きで新しいHDDを接続。
データの移動は以前購入した「HD革命 CopyDriveVer.2」を使用。
HDDの内容は難なく移動終了し、次はケースへの換装です。
IBMの9229LPJの右横パネルをスライドし外します。
上部の箱は5インチ×2で光学ドライブと空き、下の箱は3.5インチで元のHDDと以前導入したUSB3.0のフロントベイが装着されています。
今回は増設ではなく、換装ですので既存の160GBHDDを3.5インチベイから撤去します。
箱ごと取らなくても抜ける構造にはなっているのでしょうが、外しました。
IBMの場合、HDDはビスで固定されていません(左下のローレットビス以外)。
この青いプラ製マウントの取手を引っ張れば外れます。
取り出したHDD、HITACHIの160GBです。
マウントを新しいHDDに取り付けます。
防振ゴムと一体のピンをHDDの固定用ビス孔にパチンとはめ込むだけ。
3.5インチベイの箱に挿入します。
後はSATAケーブルと電源ケーブルを接続すれば完了。
ただし、「マイコンピューター」を見れば判るとおり、元のHDD容量160GB以上の部分は未割り当て領域となっています。
ここでまた、昔購入したバッファロー製HDDに付属していたソフト「Acronis PartitionExpert LE」を使用しました。
注意ですが、このソフトを導入する場合は先に「Acronis True Image LE」をインストールしなければいけないとの事です。
両ソフトを順番にインストールし、PartitionExpert LEで未割り当て領域をNTFSで一旦フォーマット。
別のパーティションが作成されました。
人それぞれでしょうが、私の場合はHDDにパーティションを作りたくないタイプです。
ですので先ほど「一旦」作成したパーティションはOSのあるCドライブに結合させます。
なぜ一旦パーティションを作成したかと言うと、このPartitionExpert LEでは「未割り当て領域」からCドライブに容量を移動できないようなのです。
その後アクティブのプライマリーパーティションであるCドライブの領域を先ほどフォーマットした領域から容量を移動します。
とりあえず目一杯Cドライブに容量を移動させて「コミット」します。
エラー表示がでました。
「メモリーが不足しています」とのこと。
3GB積んでいてそれは無いだろうと思いながら、再起動して再びチャレンジしますが結果は同じです。
2003年当時のソフトで3GBのメモリを「メモリ不足」とはどういう事?
「Acronis PartitionExpert LE」「メモリー不足」などの検索ワードでググッてみました。
するとある方がこんなつぶやきを
もしやと思い、マザーボードに挿入されているエルピーダの512MB×2とサムスンの1GB×2のメモリを標準仕様の512MB×2にダウンして再度挑戦してみたのです。
あっさりとコミット完了。
こんな事もあるもんなんですね。
「メモリ不足」と表示される事が、実は「メモリ過多」だったなんて。
いずれにしてもこのツィートしてくれた方に感謝します。
容量をCドライブに目一杯移動した後、先ほどのパーティションを削除しました。
外したサムスンのメモリを再度挿入し直して、IBM9229LPJは少々アップグレードです。
このIBMの9229LPJ、あとは光学ドライブの換装くらいでしょうか。
現在は標準のHLDT(日立LGデータストレージ)のDVD-ROM/CD-RWが付いたままです。
もう一台のIBM 62305J7はパイオニアのDVR-117に換装してありますが、この9229LPJの方は手を付けてないのです。
ブルーレイドライブが必要なのか、DVDドライブで十分なのか判断に迷うところでして。
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