2012/02/19

Xacti CA100

またカメラのネタです。

先日、SONYのハンディカム「HDR-CX560」に関しての投稿をしました。
壊れた「DCR-HC90」の代替機としてこのビデオカメラを購入する事になったのですが、実はその前に購入していたカメラがこの「Xacti CA100」です。

















水中撮影可能ですし、フルハイビジョン、記録形式がMPEG-4 AVC/H264という、SONYとPanasonicが推し進める規格と異なる方式を採用している機種です。
既にSANYOはPanasonicに吸収されてしまいましたが、この「Xacti」はPanasonicのブランドで継続販売されています。

















動画に関して言えば、正直SONYの「HDR-CX560」と比べるのは酷というもの。
センサーのサイズやレンズの性能からして「ビデオカメラ」という範疇では使えないカメラでした。
しかしIPX8の防水性能を備えており、水深3メートルの深さで最長60分間の利用に耐えるという性能を備えており、勿論静止画も撮影可能です。
性能的には「ちょっと」なのですが、いわば「万能=最大公約数」的カメラとして使えないか?と思っての購入でした。
釣りとか、スキーなどのスポーツシーンで威力が発揮できれば(画質はそこそことして)、良い道具になるかもしれない。
































しかし、全ては「レスポンス」に尽きますね。
防水仕様という事もありますが、各スイッチのクリック感がありません。
そのスイッチ類の影響もあり、全ての動作が緩慢です。
デジカメとして静止画を撮影しようと思うと、特に最悪です。
シャッターチャンスを捕らえることはほぼ不可能な遅さでした。

最近ファームウェアのアップデートが公表されていましたので導入しました。
幾分レスポンスを改善しているようです。

現在の殆どのデジカメがハイビジョン画質の動画(AVCHD)を撮影できるようになってきましたし、防水仕様の製品も各社から販売されています。
当時のSANYOの意気込みは買うとしても、性能は十分では無かったと言わざるを得ません。

先日、軽井沢でのスキーにはこの「Xacti」とフィルムカメラの「CanonオートボーイD5」を持っていったのですが、殆ど後者での撮影となってしまいました。
オートボーイですら、一眼レフと比較すればレスポンスが悪いのは当然です。
しかし「Xacti」よりははるかにチャンスを捕らえられるのです。
レスポンスって、カメラの性能の中でも最重要項目だと痛感しました。

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