SONYの「HDR-CX560」という機種です。
既に生産終了し、後継機種である「HDR-CX590V」が登場しています。
つまり型落商品なのですが、全く問題無い性能です(というより多少オーバースペック)。
実は昨年初めにビデオカメラが壊れたのです。
やはりSONYの「DCR-HC90」というカメラです。
ハイビジョン前の製品ですし、当然DVテープです。
従って、撮り貯めたDVを見るには、新たにDVテープ仕様のカメラを購入しなければなりません。
しかしDVテープのビデオカメラは既に生産終了。
多くの方が経験している事かもしれませんが、「今までのデータ、どうするのよ」という事になったのです。
中古で再びDVテープのカメラを購入する事は、かろうじて可能なようです。
しかし今後の事を考えると、それは賢明ではない。
カメラは今後の標準(であろう形式)であるべき。
その結果、いままでのデータ(DVテープ)は汎用データにしようと思い立ちました。
とにかく取り込んで、AVIにしておけば後々なんとでもなるわけです。
が、それにしてもDVテープの再生機が必要なのです。
幸い義弟がSONYのHDR-HC7というDVテープのハイビジョンハンディカムを所有。
しかし、これも既に撮影は不可で再生のみ可能との事、ですが今回の仕事には十分です。
早速借りて、ビデオの取り込み作業です。
「Windows Movie Maker」でも取り込みできるのでしょうが、ソフトも買いました。
というのも、次回(今回)購入する(した)カメラがAVCHDだからです。
AVCHDデータを編集するにはそれなりのソフトが必要です。
私はビデオ編集は殆どしないのですが、多少のイジリが必要になった時の事を考慮しました。
AdobeのPremiereですが、とりあえず「Elements」で十分。
それにしても、要求するハードのスペックは高いですね。
AVCHD(HDVも)の編集およびBlu-Ray、AVCHD書き出しにはデュアルコア要とのこと。
で、うちのPCですが、これです。
2台のIBM(Lenovoではなく)製ワークステーションです。
奥の方が6230-5J7、Pen4、3.4GHz、手前が9229-LPJ、Core2DuoE6700、2.66GHzです。
仕事で使用するアプリケーションのアップグレードから逃避し、WinXpのままで使っている私には、このマシンは十分過ぎる性能なのです。
グラボは共にNVIDIAのQuadroという高価な(当時)ものが入ってますし、「安い」PCではありません。
ちなみに、写真手前に写っているのはApple Cinema Displayの20インチです。
机の下にはG4 Dual 1.25GHzがあり、これら3台のPCをDVI切り替え器で使用しているのです。
何年か前ならば「すごいマシン達!」のはずなのですが。
いずれにせよ、このAdobeの「コンシューマー用ソフト」を満足に使えるのは9229-LPJしかないようです。
IEEE1394(i-Link)接続で取り込むべき動画は60分テープ50本ほど。
時間のかかる作業ですが、データは無くなれば終わりですので頑張らなければ。
オリジナルのAVIファイル(約13GB/60分)とPremiereで圧縮したTSフォルダ(約3.5GB/60分)の両方をストックしておきます。
そのうち、最悪の場合に備えて、RAID機能付きのHDDを導入しなければならなそうです。
今回は2TBの外付けHDDを暫定購入し、そこに入れました。
9229-LPJの内蔵HDDは160GB、とてもじゃないですが足りません。
今後、こういった動画の標準フォーマットはどうなるのでしょう。
私の憶測では、AVCHDとなるのではないかと見込んでいます。
ですので、こういったデータ(今後も増えるビデオファイル)は、AVCHDのままNAS等に入れておき、メディアプレーヤーで再生するという方向をイメージしています。
既に多くのTVがDLNAクライアント対応になってきていますから、LAN経由でホームサーバーのデータを再生できるようです。
AVCHDであれば、通常の安価な片面一層(4.7GB)のDVD-Rに30分以上録画できます。
今のところAVCHD再生ができるDVDプレーヤは、Blu-Rayプレーヤーしか無いようです。
しかしレコーダーに比較するとプレーヤーは安価です。
AVCHD形式のDVD-Rも、今後はDVD-VIDEOと同等に普及するのではないでしょうか。
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