またジンです。
前にも書いたかもしれませんが、ジンを飲む場合はジンライムが多いのです。
その結果、夏の方が向いているなという感想になりますので、ジンは夏という図式ができてしまっているようです。
今回のジンは「BombaySapphire/ボンベイ・サファイア」です。
やはりこの青のボトルが非常によいです。
味(香り)に関しては、個人的にはストレートかロックに向くのではと思います。
つまり、ライム等の混ぜ物をしない方が好みだという事です。
しかし今のところ、ストレートは少々きついかも。
ロックの氷が多少融けて、加水された状態の方が好みです。
これがウィスキーとなると断然ストレートです!と言えるくらいストレート派なのですが。
ロックにして冷やさない事の良い点は、甘さを感じれる事だと思っています。
ジンやウィスキーに限らず蒸留酒の場合は「糖分」は殆ど含まれていないはず。
ですが甘みを感じるのは何が作用しているのでしょう。
先日、宮崎の「銭箱」で試飲させていただいた焼酎もこの点がすごかった。
いったい何がこの香りや味を生むのでしょうか。
蒸留してから樽やかめで熟成させる段階において生成される成分によるものだとは思います。
それとエチルアルコールが上手く作用するのかもしれません。
たんぱく質(アミノ酸含む)も入っていないはずです。
いずれにしても蒸留酒ですから、醸造酒であるワインや日本酒の「甘い」「辛い」というのとは別の話ですし、アミノ酸的な旨みとは異なります。
かと言って、醸造酒の旨みも単純にアミノ酸だけで成り立つものではないのでしょうけれど。
いろいろな物質が絡み合って「旨み」になっているというのが、きっとお酒の醍醐味なのでしょう。
確かにグルタミン酸ナトリウムが旨みの成分だというのも一つの事実なのでしょうが、人間に「旨み」として感じさせるものはそれだけではない。
漢方薬ではありませんが、複合作用によって「旨み」になっているものが沢山あるはず。
お酒というのは解明できない結果があるので面白いです。
計算して作れない部分が多々存在し、それを微生物の営みに任せなければいけないという点も。
と深く考えているふりをしながら、結局飲んでいるだけですけど。
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