2013/01/27

コラム

ネットで見かけた某新聞社のコラムが気になりました。

夕歩道
「日銀の物価2%目標の深い意味を銀行マンが教えてくれた。…ゼロ金利以下には金利を下げられないから、物価2%になるまで金利は上げません、という時間を使ったいわばマイナス金利なのさ。
似た話は少し前のヘリコプター・ベンと呼ばれた男。飛行機乗りじゃない。大国アメリカの金融政策を決めるベン・バーナンキFRB議長。ドル紙幣をどんどん刷ってヘリでばらまけ、とほえた。
いずれも銀行に預けた貯金の値打ちは、時間のたつほど減ってゆく。だからお金を使えという。でもお金が回ることと、お金を無理に使わせることはちがう。調子に乗りすぎるなよアベノミクス。」
(2013年1月29日中日新聞【コラム】)
http://www.chunichi.co.jp/article/column/yuhodo/CK2013012902000257.html

大手新聞社のコラムとは思えない凄い文章です。
個人ブログはおろか、Twitterでさえこんな文章はないだろうというレベル。
文末には捨て科白まで入ってしまっています。
読んでいる人のレベルを過小評価しているのか、わざとやっているのか、まるでショッカーのゾル大佐かデストロンのドクトル・ゲーのような科白です。
「調子に乗りすぎるなよ仮面ライダーABE!」


報道とは「事実」を包み隠さず広く伝えることだと思います。
勿論ある事象を取り上げるにあたり、記者や写真家など発信する側が「発する必要有り」と考えるからその「事実」が公になるのですから、そこに報道する側のフィルターがかかるのは当然です。
だからこそジャーナリストという職業が成り立つのでしょうから。
その「事実」を受ける側がどう受け止めるかは確信できないけれども、大多数の「善意」がそれを理解するであろうと思いつつ発するというのは理解できます。
しかし己の主張まずありきで、それに使えるネタ、それも使えそうな部分を切り貼りすることによって記事を作り上げる事が報道になってしまったと感じる今日このごろ。

ジャーナリストから見ると購読者や視聴者、つまり普通の日本国民などきっと甘く見られているのでしょうね。
何か有害物質やウィルスか細菌が入っている商品でさえ、俺達が「安全で美味しくて健康的!」と報道すれば騙されて乗ってくるだろう、程度に。

それでいて消費税の増税には同調する論調をしながらも、自らの商品である新聞に対しては米や生鮮食品などの生活必需品に準え軽減税率適用を求めるという始末。
もはや必需品などではないし、よくインターホン越しにお断りしている「誰かの有難い本」と同レベルかも。

2013/01/26

小粋 松川刻

未成年者喫煙防止の観点から、閲覧は満20歳以上の喫煙者に限定させていただいております。

いつもの煙草屋さんでふと目に入ったもの。
「小粋 松川刻」昨年秋に限定販売されたそうなのですが知らなかった。














 


小粋は以前当BLOGでもご紹介しました。
今回は2010年産の福島県の松川葉のみの煙草。
通常の小粋に使用されている五種類の葉のうちの一つです。
つまりシングルモルトだと考えれば良いでしょう。

















包装も通常の小粋が紙袋であるのに対し、密閉パック入り。














 


見慣れた小粋とは異なる、粗い刻みです。
紙巻にしても問題ないくらい。
もちろん紙の味を混ぜてしまうのは勿体無いですが。
葉の香りはイグサのような清々しさが際立ちます。















 

刻みを比較してみました。
左が通常の小粋、右側が松川刻みです。















 

刻みが粗いせいか、程好く絡んで丸め易い気がします。















 

さて味は?というと、葉そのものの香りとはまた印象が異なり意外とボディのあるもの。
私は普段ドイツの「MANITOU ORGANIC」の紙巻を愛飲しておりますが、これと被るバージニア的な味わいです。
火をつけた時の香りと味に「干し草」的な印象(これが小粋の一番好きなところ)が出てくる通常の小粋とはまったく異なります。
刻みが異なるので単純には比べられませんが、松川葉は小粋の「味」の部分で大きな役割があるように思います。

調べますと、この小粋の「限定」シリーズは今後続編が予定されているようです。
この続編も楽しみです。
それとは別に、今回松川葉を試してみて思ったこと。
通常の小粋(五種の葉のブレンド)で松川葉くらいの粗い刻みも試してみたいなぁ。

今回の「小粋 松川刻」、JTさんにはこういった商品を出して行って欲しいと思うのです。
添加物嫌いな私が、今のパッケージ品の紙巻煙草で信頼できるのはショートピースくらい。
煙草葉も巻き紙も、フィルター付の場合はフィルターも、信頼できる純粋なのが欲しいです。
勿論そうすることによってニコチン量とタール量の表記数値が増えてしまうでしょう。
しかし逆に言えば「同じ煙草葉」を燃やしているにも関わらず数値を落とせる手段があるという事こそに疑問を抱かずにはいられません。
真実は判らないものなのですが、自分の信じる方向を進むというのが一番精神衛生的には良いというのは確かです。

2013/01/19

泉酒造の仙介 特別純米 無濾過生原酒

久々に日本酒です。
年末からワインに傾倒していたもので。

今回は灘のお酒なのですが泉酒造の「仙介 特別純米 無濾過生原酒」に。
























この泉酒造さん、阪神大震災で蔵が倒壊してしまったそうです。
その後平成19年に復活、その時に生まれたのがこの「仙介」だそうです。
























まずは当然冷で。
今日の器も白山陶器の白磁湯呑みです。
ですが、以前ご紹介した「SAWA」ではなく「MAYU」という器。
SAWAと同様、白磁の外に青磁もあります。

















また大と小があるようなのですが、私のは擦り切り八勺程の小の方。
SAWAと比べると、足が小さく華奢な感じです。

器も冷水で十分冷やしてから水気を取り去ります。
白磁に対しての色も確認できますけれども、微発泡しているのがわかります。

















やわらかい甘みがあるのと同時に爽やかなのは、酸度が程好くあるからという事と、少々高めのアルコール度数、そしてこの炭酸が効いているようです。
65%ほどの精米歩合ですけど、香りも上々。

その後燗でも試しましたが、これも良い感じです。
ただし炭酸は抜けてしまいますから、あの爽やかさとは異なる旨みの方が出てくるようです。

また良いお酒にめぐり合ってしまいました。

2013/01/04

円安

昨年末、机の中を整理していたら出てきたもの。
カナダドル札が数枚。



















カナダへ行ったのは確か2008年だったと思います。
なぜ残っているかと言えば、当時為替相場が大きく動いたから。
すごい勢いで円高になった頃だったはず。
当然両替を躊躇し、そのうち円安になってからにしようと思ったのです。
そんなことを思い出しながら、本日のニュース。

東京株、全面高=一時1年10カ月ぶり高値
今年最初の取引となる大発会を迎えた4日午前の東京株式市場は、為替相場の円安進行や、米国で減税失効と歳出強制削減が重なる「財政の崖」がひとまず回避されたことが好感され、全面高となった。
日経平均株価は一時、前年末比339円05銭高の1万0734円23銭まで上昇。
取引時間中としては、東日本大震災の発生前の2011年3月4日以来、1年10カ月ぶりの高値となった。
円相場が1ドル=87円台後半まで下落したことを受け、自動車、電機の輸出関連株が上昇。
景気動向に敏感な非鉄金属株や金融株も堅調で、全ての業種が値上がりした。
財政の崖の回避で海外株高となったため、東京市場でも「外国人投資家の買いが入った」(大手証券)とみられる。
日経平均の午前の終値は、前年末比270円92銭高の1万0666円10銭で、5営業日連続の値上がり。
東証1部の全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も同24.28ポイント高の884.08。出来高は18億5771万株、売買代金は1兆291億円。 
(2013年1月4日 時事通信社)

年末から状況がかなり変わってきましたね。
一方こんなニュースも。

ウォン高進み、輸出産業にダメージ 韓国は「安倍リスク」のせいと強調
韓国で、ウォン高による国内経済の悪化が懸念されている。
自動車や電機などの輸出産業が経済を支えてきた韓国にとって、ウォン高は輸出産業の業績悪化、さらには雇用や消費の低迷につながる。
そのウォン高の原因を、韓国メディアは「安倍リスク」と呼び、警戒感を強めている。
半年間で110ウォンの急上昇
ウォン高の背景は、欧米日の金融緩和政策や韓国国債の格上げ、先進国に比べて高い韓国の金利水準――があるとされるが、韓国の中央日報(2012年12月20日付)はその原因を、「米国経済に対する期待感は回復したが、欧州経済は依然として底。
そこに『安倍リスク』が重なった」と指摘している。
「安倍リスク」とは、日本の安倍晋三首相が大胆な金融緩和策を打ち出し、円安・株高誘導を進めていること。
なかでも韓国メディアは、安倍首相が衆院選前に言ったとされる「日本銀行が輪転機を回し、無制限にお金を印刷する」というセリフをことさら強調し報じている。
日本政府の「露骨」な円安誘導が気に入らないらしい。
円安はすなわちウォン高であり、韓国経済の柱である輸出産業の危機を意味する。
衆院選(12年12月16日)での自民党圧勝を受けた、12月17日のソウル外国為替市場はウォン高が進んだ。
円で買ったドルを売ってウォンを買う、円売りクロス取引が増えて、ウォンはドルに対して、前営業日(12月15日)に比べて2.10ウォン高・ドル安の1ドル1072.50ウォンとなった。
(抜粋 2013年1月4日 J-CASTニュース)

日本がこの数年間、ずっと耐え続けなければならなかった状況に、韓国がなってしまうのでしょうか。
数ヶ月前の「通貨スワップ拡大枠廃止」云々の頃、廃止されれば対ドルでウォン安になると思っていたのですけれど、実際は違っていましたね。
スワップ枠縮小による過剰なウォン安にならなくて良かったのではないでしょうか?
デフレ日本と逆で、これまで物価が異常に高かったようですし。
逆に対ドルで円の方は下げてますから、ドルに対して両者、全く正反対の方向のようです。
上の記事で「安倍リスク」のせいとありますけれども、まだ安倍総理や麻生金融相が何かしたわけでもないんですよね。
それにドル-ウォン間の話でしょう、たまたま円と逆の動きをしているだけの事と思います。

ウォンの事はさておき、円が対ドルで過剰な高値であったのは明らか。
誘導策以前とは言え、マーケットがこれを見越して動いているのは正しい方向なのではないでしょうか。

一方この円安により、日本の自動車や電機(こちらはどうでしょう、為替だけの問題ではないかも)の業績は少し回復しそうです。
私には全く関係ない話ではあるのですが、日本の大企業が「〇万人リストラ」とかやっている状況では、国内の景気が良くなるわけがありません。
金利は最低レベルとは言え、借金して儲かるビジネスができるの?てな状況になってしまいます。

そして消費者として気になるところ、物価は上昇するのか?ですよね。
昨年の選挙前、経済評論家の方達が「ハイパーインフレが起こる」と口を揃えて言っていました。
今現在これだけ物価が安いにも関わらず物が売れない、価格だけの問題ではないはずです。
日本人、相当ケチ(自衛的)になっていると思うのです。
生活必需品は多少値上がりするとしても、物資が枯渇してインフレになるほど購入量がいきなり増すとも思えません。
ということは国内需要で景気回復は難しい、という事になってしまうのですが。
結局「ハイパー」なことはなく、程好いところで収まるしかないのではないかと思っています。

ジリ貧の日本企業の評価とは対照的に「サムスンの経営に学べ」という評論が近年多数見られました。
私はサムスンの商品を買うことはありませんが、現在愛用しているIPHONE4Sにもサムスンの部品は多数使われているでしょうし、現在スマートフォンの世界ではサムスン無しではこの状況を維持できないでしょう。

自動車にしても、日本で現代車を見ることは稀(一度も見たことが無い)ですが、先のカナダでのレンタカーは現代車でした。
つい先日も燃費偽装という悪いニュースがあったとは言え、世界中で現代車が認められて走っているはず。

上記の記事のウォン高(昨年は国債の格付も上昇していました)、この二社にとっては確かにダメージであるとは言え、それを含めての輸出大国の底力と信用度の結果のはず。
安倍さんの一言でどうこうするような物ではないと思います。
誰かさんの作為でなければ、きっと。

2012/12/28

学割の情報

先日吉祥寺駅で、ふと目に留まった看板。



















学割ですか、携帯電話会社のようなプランですな。
若い層の購読者が増えるといいですね。

ところで常日頃思うことなのですが、新聞社って広告を掲載して広告料を取っているんですよね。
さらに購読者からも購読料を徴収するというビジネススタイル、メディアです。
一方、一部を除く放送局(ラジオを含め)は、基本的に広告料で運営されているメディア。
この違い、紙面という「物体」を作るというコストの結果なのでしょうか。

確かに紙面であれば視聴時間にとらわれる事もなく、「時間」に依存してしまう「放送」というメディアとは別の利点があります。
また「購読者数」というデータは、「視聴率」というデータよりも遥かに正確なデータですから、広告主にとってもメリットが多そうです。

けれどもその両者のメリットを兼ね備えたものが「インターネット」であるという事は疑いようがありません。

米国を代表する週刊誌「ニューズウィーク」が紙媒体での発行をやめ、最終号が今週から書店に並んでいる。今後は、デジタルのみで発刊を続ける。また、日本版は引き続き雑誌としても発行されるという。
 1933年に創刊された同誌は、「タイム」と並んで世界中に知られてきた。しかし、広告収入や販売部数の減少に苦しみ、2年前にはわずか1ドルで経営権が売却された。
 12月31日号の表紙は、ニューヨークにあった旧本社の白黒写真のうえに、「#LASTPRINTISSUE(最後の紙媒体号)」の文字がハッシュタグ(ツイッターで使われるキーワード)として印刷された。ティナ・ブラウン編集長は巻頭コラムで、新しいデジタル媒体を来年2月下旬までには公表するとしたうえで、「今後も質の高いジャーナリズムを維持する」と述べた。
(2012年12月27日 朝日新聞デジタル)
日本では継続して紙媒体での発行が行われるようですが、時間の問題のような気がします。

今のところ新聞各社の電子版は有料配信の方向です。
最近、電車の中で新聞を読んでいる人が少なくなった様に感じます。
購読層の年齢と購読できるIT機器の普及率を考えると、電子版の購読者数がトップなのは日経だと想像できます。
しかしどうでしょう、その多くはまだ紙媒体と併用している層だと思うのです。
まさに過渡期だとも言えます。

「情報化社会」などと言われて久しいですが、この言葉が叫ばれだしたのはいつ頃だったでしょうか。
電車内の液晶モニターに度々映し出される日経のCMがあります。
就職活動中の学生に先輩が「日経を読まなきゃ」と、確かに「昔」はこうだったなぁと思ってしまうのです。
その頃であれば、上記の朝日新聞「学割」は嬉しいプレゼントでしょうね。

価値があると思える情報に対しては、コストをかけても良いとは思っています。
しかし、情報に加えてジャーナリストの高尚な主張の作文を付録として付けているから「価値があるんだ!」と言われてもなぁ。
その主張というやつは、本当に同意できるのであれば「本」としては購入するかもしれないが、定期購読であり情報源である「新聞」では必要ないと思ってしまうのですよ。

ましてや「公共」放送などと言いながら、創作動画と、主張する解説員や有識者が出演して庸列な、いや知的な個人的見解をまくし立てる番組に対して、見たくも無いのに有無を言わさず「視聴料」を出せと言われてもね。
テレビとラジオと新聞や雑誌しか「情報」が無かった頃ならばともかく、もはやそんな情報が「公共」とは思えないですし「公共」とはなんぞや。
このブログ(個人的見解を書きまくり)と変わりません。

ただ、受像装置(テレビ)はDVDやBlu-rayの映画や撮影したVTRを見る為には依然として必要。
スクランブルして欲しい。
あくまでも「個人的」見解ですがね。

2012/12/23

マウンテンバイクのクランク交換 その2

パーツは揃いました。
いよいよクランク交換の作業に入ります。

その前に、届いた新しいタイヤ、シュワルベのロードクルーザーというタイヤです。
フレンチバルブのチューブ(パナレーサー)とともにナチュラムで購入しました。

















これは本来長距離ツーリング用として古いホイールに組む予定だったのですが、やはり一度使ってみたくなってしまいました。
とりあえず新しいホイールにセットしてみます。

















今までブロックタイヤしか使ってなかったので、ちょっと試してみたいではないですか。
気に入らなければ元のブロックタイヤに戻せば良し。
元の古いリアホイールには先日入手した「予備用」のDEOREのスプロケットを取り付けておきます。

















さて、クランクの交換に入ります。
先日、CWS吉祥寺で注文しておいたチェーンリングボルト。
じつはXTR(FC-M760)用の品番で頼んでいたのですが、何故かDURA-ACEのシルバーものが納品されていました。
それでも良いのですが、XTR用はきっと黒だったのではと思ってわざわざ注文したのです。
このDURA-ACE用ならば今後いつでも買える、と思い店頭で販売していた別のボルトに変更してしまいました。

















少し黒味がかった染色がされているのですが、SHIMANOのどのシリーズか判りません。
こちらの方がデザイン的に好みです。

これで3枚のチェーンリングをクランクに取り付け完了。
黒のチェーンリングで統一されたDEOREのクランク、標準の状態よりもいい感じ。
引き締まっています。

















さあ、10年使った古いクランクの取り外しです。
まずフィキシングボルトを8mmのアーレンキーで外します。

















簡単に外れました。
ですが、この8mmのアーレンキーも持っていなかったので新規に購入しました。
またこれらの部品、10年着けっ放しでしたから、おそらく固着してしまっているだろうと思い、数日前からCRC556を吹いて内部に染み込ませておいたのです。

続いてクランクを抜きます。
この為に購入したコッタレスクランクエキストラクター(SHIMANO TL-FC11)という工具を使用。
クランクにねじ込みます。

















そしてエンド部分をモンキーレンチで回してゆきますと、このエンド部がどんどん前進して行き、相対的にクランクを手前に抜いてゆくという構造です。

















この作業も無事に完了。
取り外した古いクランク、お世話になりました。

















次はBB(ボトムブラケット)の取り外し、もちろん専用工具が必要です。
ボトムブラケット取り外しツール(TL-UN74-S BB)を噛ませてモンキーレンチで回すだけ。

















ですがこのツール、BBに対してかなり遊びがある設計です。
恐らく各社のBBに使えるように余裕を持たせているのでしょう。
ですから手を放すと、このようにお辞儀してしまいます。

















これはネットで様々な方の体験談から予想しておりました。
そして、その対処方も皆さんの知恵をお借りする事にします。
本当に大事な箇所ですから「なめたらあかん」のです。
このツールがBBに密着する状態を保っていなければ、迂闊にモンキーで回せません。
ネットでの情報を参考に、このようにしました。
BBツールに大径ワッシャーを2枚、加えて100均のレンチ(何時ぞやハブレンチとして使ったもの)を重ね、先ほど取り外したフィキシングボルトで固定します。

















こうすることにより、ツールがBBに密着する状態を保ちます。
これで「なめる」ことを恐れず、トルクのみを与えるという作業に専念できるのです。

これで外せるはず・・・だったのですが全く回りません。
CRC556をかなり浸透させているのに!
モンキーの柄の部分に乗り、70kg程の荷重を掛けても駄目。
モンキーに木片を当て、ハンマーで叩いて回す(つまりインパクトレンチです)などもしたのですが。
残す手段は、モンキーの柄に長い鉄パイプを被せて柄を延長し、大きなトルクを与えるくらいか?
建築足場用の鉄パイプか何かを用意しようと考えたのです。

思いとどまりました。
この鉄パイプ、他に使い道がありません(強盗撃退の武器に使えるかもしれませんが)。
考えた末、CWS吉祥寺にクランクのない自転車を押して行き、取外しをお願いしました。
























我がHARDROCKをCWS吉祥寺に預け、30分程すると「BB外れました」という電話が。
やはり、こういう時はプロに任せるべきですね。
外れたBBです。
ヒャーッ!
予想していたとは言え、錆び錆びです。
逆に見える部分は中の状態を想像できない美しさを保っています。

















けれども、意外と良く回るんです。
しかし調べてみると右ワンと左ワンが既に平行でない。
10年間ご苦労様でした。
フレーム内部を綺麗に洗浄し、新しいSHIMANOホローテックⅡのBB、そして新しいクランクを取り付けました(固着を防ぐためにグリスを塗布して)。
そして三ヶ島のペダルも。
























チェーンは先日購入してみたミッシングリンクで接続。
これでチェーンの取外しが楽になりそうです。

















ディレーラーの調整も必要のようです。
ずいぶんクランクが外側に来てしまっているようです。
BBのスペーサーも指示通りの枚数を入れたのですけど、スペーサー1枚分程外側になっている感じがします。
これでいいのでしょうか。

















不安を感じつつもディレーラー調整します。
またこれが、なかなか決まらないのです。
少しずつ調整してみます。

さて、組み込みを終えた我がHARDROCKは・・・。














































いや、格好悪いなぁ。
シュワルベのスリックタイヤ、幅は1.75inchですのでそこそこ太いタイヤだと思っていたのです。
しかしこうして見ると、いかにも華奢な感じです。
フロントのフェンダー(泥避け)やリアのキャリアがあるせいで、余計に貧弱に見えるのか。
太いSR SUNTOURのサスペンションフォークのせいなのか。
最近流行のクロスバイクのようなスマートさには程遠い。
パニエバッグをキャリアに取り付ければ、キャンピングらしい見映えで落ち着くのかも。

いままで極太のブロックパターンのタイヤの状態を見慣れてしまっていたのは確かです。
けれどこのタイヤでもバイクでいうと「モタード」みたいな雰囲気になるかと期待していたのです。
まぁ、バイクでもモタードより純然たるオフ仕様の方が格好良いとは思ってますが。
いずれにせよ、このタイヤはキャンプツーリング専用にしようと思いました。
やはりHARDROCKにはブロックタイヤでしょう。
少し試し乗りした後に交換(元に戻す)することにします。

2012/12/19

LED電球

先日夜のJR四ッ谷駅のホームにて。
以前より明るくなったなぁと思い、ふと上を見たのです。



















FLR40Wのラピッド式蛍光灯かと思いきや、ちょっと様子が違う。



















写真に撮っても良く判らないとはは思います(by iphone)。
光源の対角上にゴーストが発生していますが、これが等間隔のドット状になっています。
そう、蛍光灯ではなくLEDなのです。

LEDの進化と普及は急激に進んでいます。
特にPanasonic(旧松下)を筆頭に家電メーカーが「LED電球」の性能アップを進めていった功績が大きいと思います。

数年前の段階では照明器具メーカーが主導でLED照明器具の開発が盛んでした。
これは従来のソケット規格(E26、E17といったエジソンベースのネジ込み式ソケット)に因らない新たな規格を模索した時期でした。
何故かと言えば、それまでは照明器具メーカーは殆ど松下やOSRAM主導の電球の規格に沿った照明器具を開発しなければならなかったからです。
しかしLEDという光源が実用段階に入った頃は、この光源を普及させる口金規格が存在しなかった。
さらにLEDの寿命が40000~50000時間という設定であるため、電球の交換をさほど考慮する必要がなくなった。
今まで松下やOSRAMの規格に合わせて開発をしなければならなかった照明器具メーカーが、今度は独自規格で開発できる!と意気込んだわけです。

けれど店舗用の照明器具はともかく、一般家庭においては昔ながらのエジソンベースの口金が多数残っていたのですね。

これは当然とも言えるのですが、照明器具の交換は通常(おそらく引っ掛けシーリング以外)は第二種電気工事士免許が必要。
つまり一般の方が照明器具を付け替えるというのがご法度であったからです。
テレビならば買い換えればすみますが、照明器具は電気工事をお願いしなければならないということです。

例えば蛍光灯で言うと、店舗や施設の照明器具がFDLからFHTというように全く異なる規格であるにも関わらず普及していったというのは、過去の照明器具を残さず、総取替えが当然として進めていたから可能であったもの。
しかし一般家庭においては新築の場合はともかく、照明器具の構造的には殆ど壊れる事のないエジソンベースの器具をわざわざ交換して新しい規格の器具に交換する必要性もなかったのです。

こうして昔ながらのE26やE17口金の器具は一般家庭においては多数残っている状態となったと想像できます。
こうなると照明器具メーカーではなく、電球を製造できるメーカーが有利です。
蛍光灯の時代でもEFD等のエジソンベース規格の電球型蛍光灯が作られました。
ですが蛍光灯は、その構造上蛍光管の長さと表面積を稼がないと望む明るさを発揮できない。
なかなか昔ながらの電球の形状に収めることが難しいのです。
しかしLEDの時代になると状況は異なってきます。
この光源(LEDチップ)のサイズの恩恵で、さらに昔の電球の形状に近いLED電球を作れるようになりました。
昔から使っている照明器具に装着しても違和感なく使用できることになります。

さらに細かく言うと演色性(照らした物の色の見え方に関する性能)という問題もあるのです。
やはり、一般電球やハロゲンランプ等のフィラメントを発光させて得る光にはおよびません。
これはフィラメントの発光による光が連続スペクトル(つまり赤-橙-黄-緑-青-紫という可視光線のどの色域においてもまんべんなく含まれている)だからです。
対してLEDや蛍光灯の光では均一な連続スペクトルを作れない。
蛍光灯で「三波長」と謳われた商品がありますが、これはRGBの三色の光の波長域を強化したもの。
理論的にはこの3色が存在すれば物の色は表現されます(テレビやディスプレーと同様)。
しかし人間の目というのは意外と正直で、太陽光や電球による連続スペクトルで見るものと、擬似的にRGBでけで何とか見せたものでは、印象が異なってしまうのです。
この「演色性」という性能は無視されがちですが、蛍光灯やLED電球には必ず表記されているはずです(Ra〇〇という形で、ちなみに昔ながらの電球はRa100)。
最近のLED電球、この性能においてもかなり高くなってきました。

私自身、昔は照明の仕事をしていた事もあり、つい一年前くらいまでは「LEDはまだまだだなぁ」などとほざいていたものです。
ですが現在の我が家の食卓の照明、シャープのLED電球に替えてしまいました。
これだけではありません。
殆どのダウンライトのE17ミニクプリプトンランプもLEDに替えました。
























一昔前と比べるとかなり全方位配光ですし、蛍光灯より違和感が無い。
放熱も少ない上、消費電力は1/10程度。
けっこう使えます。